スタンレー ブラック・アンド・デッカーは9月28日、プラスチック部材の50%にリサイクル素材を採用した「reviva」シリーズの新製品として、ネジ締めやコンクリートへの穴あけができる電動ドライバー「振動ドリルドライバー」(REVHD12C)を発表した。10月上旬から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は10,978円前後。

  • 振動ドリルドライバー(REVHD12C)

revivaというシリーズ名は、ラテン語で「新しい生命」を由来とし、プラスチックボトルが再生してDIYによる新たな生活をもたらすことを表しているという。同シリーズは、家庭向けの各種電動工具のほか、家電製品なども展開予定だ。

「振動ドリルドライバー」は、通常の穴あけやネジ締めのほか、ドリル部に振動を与えることで、コンクリートや金属などにも穴あけ作業ができる製品。11段階のトルク調節・2段階の回転速度調節機能を搭載し、暗所作業に便利なLEDライトをトリガー近くに装備する。

  • コンクリートや金属にも穴あけできる

本体はホワイトとブラックのモノトーンを基調とし、グリップ部にラバー素材を使わないシンプルなデザイン。本体のプラスチック部材には、500mLペットボトル8本分に相当するリサイクル素材を使用する。加えて、製品パッケージは、外装・内装ともに100%リサイクル可能な素材を採用した。

電源は容量1.5Ahのリチウムイオンバッテリー(本体内蔵)。回転数は最大1,350回転/分、打撃数は最大20,250回/分。本体サイズはW55×D204×H210mm、重さは約1.0kg。作業量は約40孔(コンクリート:直径6mm穴あけ)。充電器などが付属する。

  • 作業している場所を照らすLEDライトを搭載

  • ドリル根元のダイヤルでトルク・回転速度を調節する