iBasso「DX320」限定モデル、SHANLING新デスクトップオーディオ

  • DX320 EditionX

  • 外装にリキッドメタルを使用

SHANLINGやiBasso Audioといったオーディオブランドの製品を取り扱うMUSINのブースでは、外装にリキッドメタルを使った全世界500台限定のiBasso Audio特別モデル「DX320 EditionX」が登場。

  • 本体下部にヘッドホン端子などを備えたアンプカードを搭載

  • ブースではアンプカードの交換も可能になっていた

  • DX320 EditionXの背面。こちらは通常のDX320とそれほど違いはなさそうだ

DX320 EditionXは、Android OS採用オーディオプレーヤー「DX100」の発売10周年を記念し、ポータブルオーディオプレーヤー「DX320」(直販21万9,780円)をベースに仕上げたとのこと。既存のDX320よりも重厚ながら、なめらかな手触りが印象的でした。

  • SHANLING「EM7」

AndroidベースのOSを搭載し、音楽ストリーミングサービスが利用できるデスクトップオーディオシステム「EM7」も展示されていました。

  • タッチ操作対応のフルHDディスプレイを装備

  • EM7の背面

上面に最大60度まで起こせるタッチ操作対応のフルHDディスプレイを備えた姿は、どこかカーオーディオ一体型ナビーションシステムのようにも見えますが、れっきとしたオーディオ製品。ハイレゾ音源再生が行え、前面に各種ヘッドホン端子、背面にはEthernetやUSBと同軸/光デジタル、XLRやRCAといったアナログ端子も備えています。

  • iBasso Audio「DC03 PRO」

ほかにもiBasso Audioからは、スマートフォンと組み合わせて使える、USB Type-C接続タイプのポータブルDACアンプ「DC03 PRO」を参考出展。従来のDC03とはデザインがかなり変わって薄くなり、側面には音量調整用の物理ボタンも備えていました。

  • USB Type-Cショートケーブルでスマートフォンなどと接続可能

SOUND WARRIORから、真空管+D級ハイブリッドアンプなどが登場

  • SOUND WARRIOR「SWL-T01(仮)」

城下工業(SOUND WARRIOR)のブースでは、今秋〜来年初頭の発売を目指している、2つの参考出品を見かけました。

ひとつは、2023年1〜3月頃の発売を予定している、真空管+D級ハイブリッドアンプ「SWL-T01(仮)」。デスクトップなどに置けるコンパクトサイズで、価格は4~4.5万円のイメージで考えているそうです。

  • SWL-T01(仮)の背面

プリ段に真空管の12AU7、パワー段にD級アンプを採用したハイブリッドアンプ。前面にはヘッドホン出力として6.3mm標準ステレオと3.5mmステレオミニの2系統がありますが、発売時にはどちらかひとつに絞る事も考えているようです。 背面にはUSBや光デジタル、アナログRCAといった入力端子に加えてスピーカーターミナルも搭載し、スピーカー出力は15W×2chという仕様になっていました。

  • SOUND WARRIOR「SWD-UA1(仮)」

もうひとつは、USB DAC内蔵のプリメインアンプ「SWD-UA1(仮)」。こちらは2022年11月発売予定で、価格は5万円台後半ぐらいから6万円弱をイメージしているとのこと。

PCやスマホ、CDプレーヤー、テレビと接続してスピーカーで鳴らして使うことを想定した製品で、再生できる音源はPCM 384kHz、DSD 11.2MHzまで対応しています(どちらも発売時には、上記の仕様が変わっている可能性があります)。

  • SWD-UA1(仮)の背面

  • SWD-UA1(仮)に付属予定のリモコン