2022年9月15日から18日まで、幕張メッセにて「東京ゲームショウ2022」(TGS2022)が開催されている。スクウェア・エニックスのブースでは、『FORSPOKEN』『CRISIS CORE FINAL FANTASY VII REUNION』『 ヴァルキリーエリュシオン』『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』『ロマンシング サガ ミンストレルソング リマスター』をプレイアブル出展。今回、2023年1月24日発売予定の『FORSPOKEN』を試遊したので、そのインプレッションを紹介する。
『FORSPOKEN』は、「フレイ・ホーランド」が主人公のアクションRPG。ニューヨークに住む彼女は、ある日謎の現象に巻き込まれて、異世界「アーシア」へ飛ばされる。そこで、意志を持つ魔法のブレスレット「カフ」の力を借りながら、ニューヨークへ帰る方法を探してアーシアを旅する物語だ。
DEMO版では基本操作のチュートリアルからスタート。アーシアにはさまざまなモンスターが生息しており、フレイは魔法を駆使して敵と戦う。バトル用の魔法は、銃のように射出して攻撃する遠距離用や、炎の剣のように振り回して使う近距離用のものまでさまざま。範囲を指定して爆破するタイプや草を使って敵を一時的に拘束するものなどもあり、状況に応じて使い分ければ戦闘で有利に立ち回れるだろう。
また、敵の中には弱点を持つタイプもいる。相手の弱点の魔法を当てると大ダメージだ。弱点魔法の範囲攻撃をうまく決められたときは、一網打尽といった感じでスカッとする。
操作面で特におもしろかったのが、「魔法パルクール」と呼ばれるもの。○ボタンを押しながら移動するとハイスピードで移動できるようになる。しかも、その際にジャンプして、着地のタイミングで○ボタンを押すと、スタミナ消費をほとんどしないで走り続けられるのだ。こうしたアクション要素があることで、退屈になりがちなオープンワールドの移動に刺激を与えてくれる。
さらに、炎のロープのような魔法で壁に近づくワイヤーアクションも用意されていて、フィールドを高速で縦横無尽に駆け巡るのがとにかく爽快で楽しい。
操作に慣れないうちは使い方が難しいのだが、うまく使えるようになると、自由にどこでも行けるような気になって、ついついフィールドのあちこちを魔法パルクールで探索。試遊を待っている間にほかの来場者のプレイを見ていたら、鹿やワニといった敵キャラと戦っていたのだが、それらの敵とは一度も合わずに体験時間が終わってしまった。
なお、スクウェア・エニックスブースでは、試遊タイトルをゲーミングPCでプレイできる「PC GAMING SHOWCASE」エリアも用意。GALLERIAのゲーミングPCとGigaCrystaのゲーミングモニター、Razerのゲーミングデバイスで『CRISIS CORE FINAL FANTASY VII REUNION』を試遊したところ、美しくなめらかに描写されるグラフィックに思わず見入ってしまった。