スマートプロジェクターを手がけるXGIMI(エクスジミー)が、popInのホームプロジェクター事業「popIn Aladdin」(ポップイン アラジン)を6月に買収。日本市場での事業強化と拡大を目的とし、新会社Aladdin X(アラジン エックス)株式会社を設立した。

Aladdin Xは、日本市場でのAladdinブランドの成長と、同事業のグローバルイノベーションを推進。「popIn AladdinがXGIMIに合流することにより、XGIMIが持つ世界的な開発・販売ノウハウやサプライチェーンの活用が可能となり、さらなる事業成長が期待できる」とコメントしている。買収に関する手続きは、今後数カ月間をかけて実施する。

popIn Aladdinは、照明とスピーカーを備え、オリジナルの映像コンテンツなども楽しめる3 in 1のプロジェクター。2018年の一般発売以来、同シリーズの 累計販売台数は20万台を超えている(2022年8月時点)。

XGIMIは2013年設立の家庭用スマートプロジェクターメーカー。光学機器の自主研究開発能力を備え、スクリーンのオートアジャスト機能、障害物自動回避機能、外部環境に応じたカラーコントロールなどの製品設計などで使いやすさを追求している点に特徴があり、これまでに米国や欧州、日本、中国など100以上の国と地域で約400万人のユーザーに選ばれているという。