PayPay保険サービスは8月4日、「PayPayほけん」の「コロナお見舞い金」に関して、取り扱いを新規・継続ともに停止したことを発表した。すでに契約中のユーザーの補償内容は、契約満期まで変更はない。

  • 「PayPayほけん」の「コロナお見舞い金」が、感染拡大の影響で受付停止

    「PayPayほけん」の「コロナお見舞い金」が、感染拡大の影響で受付停止

PayPayほけんは、コード決済アプリ「PayPay」から各種保険を契約できるサービス。そのプランのひとつである「コロナお見舞い金」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断を受けると保険金2万円が受け取れる。

コロナお見舞金のリリース当時、3カ月500円という安価な保険料で話題となったが、その後値上げを実施。現在の保険料は3カ月1,500円、6カ月3,000円、1年6,000円。短期間で契約できるのは初回限定で、それ以降は年間契約のみ。支払われる保険金も、2022年6月14日より、当初の5万円から2万円に減額となっていた。

引き受け保険会社の損害保険ジャパンは、今回の取り扱い停止の理由として「これまでの感染状況を踏まえた」ためとコメントした。

なお、既存の契約者は、販売停止となった8月4日以降も保険金請求が可能。補償期間中に医師、病院、保健所、自治体などの発行した証明書で新型コロナウイルス感染症の罹患が確認できる場合、PayPay ほけんミニアプリから申請することで保険金が支払われる。