エイチームは7月27日、エイチームデザインが運営する通信費・家計見直しサイト「Soldi(ソルディ)」が実施した「大手携帯電話会社の新料金プランへの乗り換え事情」に関する調査結果を発表した。ahamo、povo、LINEMOを知っている人の中で実際に乗り換えたのは、わずか6%であった。

  • 大手携帯電話会社の新料金プランへの乗り換え事情

同調査は、6月23日~27日に大手携帯キャリアの新料金プラン「ahamo(ドコモ)」「povo(au)」「LINEMO(ソフトバンク)」を知っている全国の20代以上の男女(8,119名)を対象にインターネット上で実施したもの。

新料金プラン(ahamo、povo、LINEMO)を「すべて知っている」「いずれかを知っている」と回答した人の中で、実際に乗り換えたのは6%であった。

  • 新料金プラン(ahamo、povo、LINEMO)に乗り換えた人はわずか6%

新料金プランを知っていて、実際に新料金プランに乗り換えた人・乗り換えなった人それぞれ195名を対象にアンケートを行った結果、新料金プランへ乗り換えなかった人の普段のデータ使用量は1GB未満が多かった。

それに対して、新料金プランへ乗り換えた人の乗り換え前後のデータ使用量は「15GB以上20GB未満」が最多。普段使用するデータ容量が、乗り換えの決め手の一つになっていると推測される。

新料金プランへ乗り換えた人が、乗り換える前に使用していたキャリア(プラン)としては、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの順番で、大手キャリアが多かった。

新料金プランに乗り換えた理由として、最も多かったのが「料金が安くなるから」で81.5%。次いで「料金体系がシンプルでわかりやすいから」が33.8%、「使用していたキャリアのプランだから」が27.7%となり、新料金プランへ乗り換えた人は大容量をお手頃な料金で利用できるところに魅力を感じているようだ。

  • 新料金プランに乗り換えた理由

一方、新料金プランに乗り換えなかった理由としては、1位「今の契約に満足しているから」、2位「キャリアメールが使えないから」、3位「手続きやサポートがオンラインのみだから」となった。

「どういうことができたら新料金プランへ乗り換えたいと思いますか?」と尋ねると、「月額料金の値下げ」が51.8%と最も多く、続いて「キャリアメールが使用可能」が28.7%、「店舗で手続きが可能」が25.1%となった。

  • 新料金プランに乗り換えなかった理由