ネオトーキョーは7月19日、既存のクルマに後付けできるCarPlayとAndroid Autoに対応した車載用ヘッドアップディスプレイ「HUD-2023」の予約を開始した。ケーブル接続の必要がなく、スマートフォンとワイヤレス接続できるのが特徴。価格は44,800円。先行予約特典として、先着200台まで41,800円で販売する。発送は9月末の予定。

  • CarPlayとAndroid Autoに対応した後付けタイプの車載用ヘッドアップディスプレイ「HUD-2023」

2019年に発売した「HUD-2020」の次世代モデル。従来機では、本体を起動後にスマートフォンを接続してアプリを実行する必要があったが、HUD-2023ではエンジンの始動と同時に本体を起動。自動でスマートフォンとワイヤレス接続し、CarPlay、もしくはAndroid Autoを表示する。操作できるようになるまでの操作を自動化することで、使い勝手が良くなった。

  • アクリル製のスクリーンに画面を大きく投射する仕組み

  • AppleのCarPlayとGoogleのAndroid Autoに対応。それぞれに対応したスマホを持っていれば使える

  • CarPlay対応モデルは、おなじみのアプリがクルマで利用できる

  • カーナビ機能も利用できる

AppleのCarPlay、GoogleのAndroid Autoは、運転中に音声アシスタント経由でカーナビや音楽再生などを制御するためのアプリ。HUD-2023はこれらに対応する。画面レイアウトやユーザインタフェースが運転用に最適化されているので、音声とリモコンで一通りの操作が可能だ。CarPlayであれば、Apple純正マップ、Google MAP、Yahoo!カーナビ、カーナビタイムなどを利用でき、Android Autoでは、Google MAPを利用できる。

スクリーンはアクリル製で、画面はプロジェクタのように拡大して投写する仕組み。画面は光量センサーにより、常に見やすい明るさに自動で調整してくれる。リモコンは新開発のダイヤルリモコンで、ハンドルなどへ取り付けられる。FMトランスミッタ機能も搭載。

スマートフォンとはWi-Fi、Bluetoothで接続し、電源はシガーソケットから供給する。本体サイズはW150×D150×H55mm(スクリーン。台座含む)。対応OSはAndroid 11以降、iOS 5以降。