ユピテルは2月25日、3インチの大型ディスプレイを搭載する前後2カメラドライブレコーダーを発表した。カー用品量販店モデル「Y-230d」とカーディーラー専売モデル「SN-TW85d」を3月11日より発売する。両モデルの違いは付属microSDメモリーカードの容量のみ。価格はオープン。

  • ユピテルが3インチの大型ディスプレイを搭載する前後2カメラドライブレコーダーを発表した

フロントカメラに業界最大級となる3インチディスプレイを搭載する2カメラドライブレコーダー。画面が大きいことから、撮影した動画や文字などが大きく視認性が良くなっている。ディスプレイ右側に操作ボタンを配置し、運転席からの操作もしやすい。本体下部にはワンタッチ記録ボタンを設置し、素早く録画を開始したいときに使える。

  • 2インチ液晶搭載モデル(左)と比べると、液晶パネルの大きさの違いは圧倒的だ

撮像素子は、フロント/リアともに200万画素の高感度STARVISセンサー。映像感度の自動調整機能により、昼夜問わずクリアな映像を記録する。リアカメラはスモークガラスの暗さを踏まえてチューニング。夜間でも後方を明るい録画が可能だ。解像度はフロント/リアともに1,920×1,080ドット。画角は、フロントカメラが対角160度 / 水平135度、垂直75度、リアカメラが対角150度 / 水平130度、垂直70度。

  • 後方撮影用のリアカメラも付属する

  • フロント/リアともに高感度が特徴のSTARVISセンサーを搭載する

高感度センサーSTARVISの搭載により、夕方や深夜などの灯りが少ない場面でも鮮明な記録が可能。明暗差の大きい場面で発生しやすい黒つぶれや白とびを抑制するHDR機能を搭載する。記録方式は、常時録画とイベント記録(Gセンサー記録、ワンタッチ記録)。オプションで駐車記録(タイムラプス)にも対応する。

記録メディアにはmicroSDメモリーカード(最大128GB)を使用し、独自のファイルシステムにより定期的なフォーマットを不要としている。付属のmicroSDメモリーカードは、繰り返しの上書き記録に強いMLC方式を採用しており、Y-230dには16GB、SN-TW85dには32GBのメディアが付属する。

本体サイズは、フロントカメラがW89×D35×H81mm、重さは約125g(microSDメモリーカード含む)。リアが幅55×直径25mm、重さは約28g。