補助電源が不要なGeForce GTX 1630カード

MSIから、GeForce GTX 1630グラフィックスカードが2モデル登場した。デュアルファンクーラーの「GeForce GTX 1630 Ventus XS 4G OC」と、シングルファンクーラーの「GeForce GTX 1630 Aero ITX 4G OC」で、どちらもブースト1,815MHzのオーバークロック仕様となる。価格はそれぞれ、25,000円前後と23,500円前後。

  • MSIの「GeForce GTX 1630 Ventus XS 4G OC」。LED等は無いシンプルな構成だ

    MSIの「GeForce GTX 1630 Ventus XS 4G OC」。LED等は無いシンプルな構成だ

  • こちらは「GeForce GTX 1630 Aero ITX 4G OC」。Mini-ITXサイズのモデルだ

クーラーは2スロット厚で、長さはVentusが178mm、Aeroが170mm。両モデルとも、DisplayPort、HDMI、DVIという3種類のグラフィックス出力端子を搭載しており、汎用性が高い。また補助電源は不要となっており、扱いも容易だ。

  • 両モデルとも3種類の出力端子を備え、幅広いディスプレイで利用できる

GeForce GTX 1630にロープロ対応モデル

玄人志向の「GF-GTX1630D6-E4GB/LP」は、ロープロ対応のGeForce GTX 1630グラフィックスカード。ロープロモデルながら、デュアルファンを搭載しており、省スペースPCでもしっかり冷却することができる。グラフィックス出力端子は、DisplayPort、HDMI、DVIの3種類を搭載。価格は23,000円前後だ。

  • 玄人志向の「GF-GTX1630D6-E4GB/LP」。ロープロのブラケットも同梱する

  • このモデルも、DisplayPort、HDMI、DVIの3端子を備え、使いやすいだろう

光らないファンを採用した新型簡易水冷

Corsairの「iCUE RGB Elite」シリーズは、エアフローと静音性に優れる新型ファン「AF Elite」を採用したオールインワン水冷CPUクーラーだ。ファンはLED非搭載で、水冷ブロックのみ光る。ラジエータサイズで3種類あり、価格は、H100i(24cm)が21,000円前後、H115i(28cm)が24,000円前後、H150i(36cm)が29,500円前後。

  • Corsairの「iCUE RGB Elite」。これはトリプルファンモデルの「H150i」だ

  • 水冷ブロックには16個のARGB LEDを内蔵。CPU温度に連動させることも可能だ

またファン単体での販売も開始されている。サイズは12cm(AF120)と14cm(AF140)、カラーはブラックとホワイトの組み合わせで、4種類をラインナップ。静音性と耐久性に優れる流体軸受を採用しており、ファン回転数はAF120が400~1,850rpm、AF140が400~1,600rpmとなる。価格はそれぞれ、4,000円前後と5,000円前後。

  • ファン単体では、ホワイトモデルも用意。LEDは無く、シンプルな製品だ

  • 独自の「AirGuide」技術により、集中的な冷却を実現しているという

連結ファンにインフィニティーミラー版

Lian Liの「Uni Fan SL-Infinity 120」は、ガチャっと連結して増設する12cmファン。連装時にファン間のケーブルが不要なので、見た目をスッキリできるのが大きな特徴だ。新モデルでは、軸部分と側面にインフィニティーミラーを搭載、奥行きの感じられるユニークな雰囲気が楽しめる。カラーはブラックとホワイトで、価格は4,500円前後。

  • Lian Liの「Uni Fan SL-Infinity 120」。合わせ鏡により、独特な雰囲気に

  • ファン同士は、連結部のコネクタからPWM/ARGB信号を伝達。ケーブルが不要だ

ただ、一部のラジエータではネジ穴が合わないことがあるとのことで、事前にネジ穴の位置は確認しておきたい。ファンの回転数は800~2,100rpm、ノイズレベルは最大29dBA。ファン3個とRGBコントローラのセットモデルも用意されており、こちらの価格は14,000円前後だ。

  • トリプルファン構成のときは3個セットが便利。RGBコントローラも付属する