Windows 11向け「メディア プレーヤー」が、音楽CDリッピングに対応した。米Microsoftが、Windows Insider ProgramのDev Channel(開発者向けチャンネル)で現地時間7月13日に提供開始したアップデートを適用することで利用可能になる。

  • ライトモードのメディアプレーヤーで、利用可能な音楽CDリッピング設定を表示したところ

メディア プレーヤーは、2022年3月にリリースしたWindows 11 Insider Preview Build 22579において音楽CD再生に対応しており、今回新たに音楽CDのリッピングもできるようになった。取り込みでサポートするフォーマットはAAC、WMA、FLAC、ALACなど。適用後のバージョンはVer.11.2206.30.0。

今回のアップデートにはほかにも、「映画 & TV」アプリと、カメラアプリの機能強化を含む。

映画 & TVアプリ(バージョン10.22061以降)はArm64をネイティブサポートし、Arm64デバイスでの映画とテレビの体験を改善。また、ビデオファイルタイプの関連付けを映画 & TVアプリからメディア プレーヤーに移行しており、すでに映画 & TVアプリに関連付けられているファイルを、映画 & TVアプリで初めて開いた後にのみ影響する。

カメラアプリは、バージョン2022.2206.2.0に更新。Windows 11の新しいルックアンドフィールに合わせたほか、新たにQRコードとバーコードスキャンを導入している。

  • Windows 11の新しいルックアンドフィールに合わせて更新されたカメラアプリ