Twitterがおすすめするツイート(あなたへのおすすめ)とは
Twitterでは自分がフォローしていないアカウントのツイートが「おすすめ」としてタイムラインに流れてくることがあります。同じようにおすすめのユーザーやトピックの案内も送られてきます。Twitter運営側によるレコメンドは、広く情報を集めるうえではありがたい機能ですが、迷惑に感じているユーザーもいるでしょう。
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タイムラインに流れてきたおすすめツイートの例です。この場合は「WEリーグ」や「人気の動画」に興味があるだろうと、Twitterがレコメンドしています。フォローしているアカウントの数が少ないほど、おすすめが多く流れてくる傾向があるようです
Twitterが「おすすめ」の表示仕様を変更(2023年1月20日追記)
Twitterは2023年1月11日(米国時間)、タイムラインを「For you」タブと「Folowing」タブに分ける変更を順次開始すると発表しました。
See the Tweets you want to see. Starting today on iOS, swipe between tabs to see Tweets recommended “For you” or Tweets from the accounts you’re “Following.”
— Twitter Support (@TwitterSupport) January 11, 2023
「For you」タブはTwitterが「あなたへのおすすめ」とするツイートを含めて表示する形式で、従来の「ホーム」形式に相当します。「Following」タブは自分がフォローしているアカウントのツイートを時系列(新着順)に表示する形式で、従来の「最新ツイート」形式に相当します。
2023年1月19日ごろ、日本語環境では「For you」タブの名称が「おすすめ」、「Following」タブの名称が「フォロー中」と表示されるようになりました。
Twitterの新しいタイムライン表示形式
- おすすめ(For you):Twitterからの「あなたへのおすすめ」を表示。従来の「ホーム」形式にあたる
- フォロー中(Following):フォロー中のアカウントを時系列(新着順)表示。従来の「最新ツイート」形式にあたる
新形式のタイムラインで「あなたへのおすすめ」を非表示にする方法
今回の仕様変更によって、「おすすめ(For you)」タブに流れてくる「あなたへのおすすめ」がうざいと思ったら「フォロー中(Following)」タブに切り替えることで非表示にできます。
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タイムラインの仕様変更後にTwitterを開くと「おすすめ(For you)」タブが表示され、「あなたへのおすすめ」とされたツイートが流れてきます
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「フォロー中(Following)」タブをタップして切り替えると、フォロー中のアカウントのツイートやリツイートだけが表示され、「おすすめ」が流れてこなくなります
Twitterの発表によれば、iPhone版(iOS版)アプリとブラウザ版(Web版)Twitterは仕様変更をロールアウト(順次展開)中、Android版は後日更新するとしています。筆者の環境で実際に確認したところ、iPhone版アプリは未適用、ブラウザ版はモバイルサイト、PCサイトともに仕様が更新されていました。
Twitterのおすすめツイートを非表示にする方法
Twitterのタイムラインでおすすめのツイートを非表示にする方法は、大きく三つに分かれます。一つは、タイムラインを時系列表示に変更して、自分がフォローしているアカウントのツイートだけに限定する方法。もうひとつは、タイムラインに流れてきたツイートから、アカウント個別あるいはトピックごとに対応していく方法。最後に、Twitterメニューの「設定とプライバシー」から、「興味関心」の設定を見直す方法です。
タイムラインの表示を時系列に変更する
以下、2023年1月のタイムライン仕様変更が適用される以前の情報となります。タイムラインに「おすすめ(For you)」タブと「フォロー中(Following)」タブがある場合は、上記の方法をお試しください(2023年1月20日追記)
Twitterのタイムラインは「ホーム」という表示方式が標準設定となっています。「ホーム」表示のタイムラインには、Twitter運営からの「おすすめ」などさまざま情報が流れてきます。このタイムラインの設定を「最新ツイート」に変更すると、自分がフォローしているアカウントのツイートやリツイートだけが時系列(新着順)に表示され、Twitterからのおすすめ情報が流れてこなくなります。
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Twitterのホーム画面の左上にあるスパークルボタンをタップして、「最新ツイートに切り替え」をタップすると時系列表示に切り替わります。詳しくは下記の関連記事をご参照ください
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(2022年12月23日追記)最新のiPhone版Twitterアプリ(バージョン 9.38)ではスパークルボタンをタップすると、「おすすめ」と「最新」をチェックで選択するUIに更新されています。Android版にこの変更はまだ適用されていません
タイムラインから個別に「興味がない」と対応する
以下の方法は、2023年1月のタイムライン仕様変更後も有効なテクニックです(2023年1月20日追記)
タイムラインを時系列表示に変更して、おすすめの情報を一切受け取らなくするのではなく、余計なおすすめだけを除外したいと考えているなら、タイムラインで見かけたツイートやおすすめパーツに対してリアクションしていきましょう。
タイムラインに流れてくるおすすめツイートの上部には、「(トピック名) - さらに表示」とか「xxxxxさんがフォロー」といった記述がついています。記述の仕様はたびたび変わっていますが、こうした「おすすめとわかる差異」は何らかの形でツイートに加えられています。
iPhoneで「(トピック名) - さらに表示」という記述がある場合は、×ボタンをタップするか、「さらに表示」から「興味なし」を選ぶと、そのトピックは今後おすすめとして表示されなくなります。Androidでは「(トピック名)- トピックをフォロー」と表示されており、おすすめの対象から除外する方法は×ボタンのタップのみとなります。
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【1】おすすめとして流れてきたトピックの×ボタンをタップすると、おすすめの対象から除外できます
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【2】先ほどの画面で「さらに表示」をタップすると、そのトピックの詳細が開きます。今後不要な情報であれば「興味なし」をタップします
「xxxxxさんがフォロー」という記述がある場合は、そのアカウントやツイートに対して「興味がない」とするか、ミュートやブロックを適用するなど、まさに個別に対応するしかありません。
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【1】「xxxxxさんがフォロー」として流れてきたツイートの右上にある三点ボタンから「興味がない」をタップすると、今後表示される回数が減ります。一切表示したくなければ、ミュートやブロックを選びます
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【2】「興味がない」をタップした後の画面です。xxxxxさんがフォローしているアカウントのレコメンドも減ると説明しています
「興味関心」の設定を見直す
Twitterメニューの「設定とサポート」から「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「表示するコンテンツ」→「興味関心」に進むと、自分が興味関心を示していると判定された項目が一覧表示されます。これはプロフィールやフォロー中のトピック、その他の活動データをTwitter運営側が解析して、導き出されたリストです。自分の意志とは一致しない項目も多く含まれているので、不要なもの(あるいはすべて)を除外しましょう。
ただし、Twitter運営側による「興味関心」のリストアップは、チェックを外した後も続くので “いたちごっこ” になります。普段はタイムラインから個別に「興味がない」とリアクションを返し、やがて不要なトピックのおすすめが増えてきたら「興味関心」を再確認しましょう。
おすすめユーザーやトピックを非表示にする方法
Twitterのタイムラインには、おすすめユーザーやトピックのレコメンドも流れてきます。頻繁に現れて迷惑だなと思ったら、以下の方法で表示回数を減らすことができます。もし、完全に非表示にしたければ、タイムラインの設定を「最新ツイート」に変更したり、「フォロー中」タブを選択して時系列表示に切り替えるしかありません。
【関連記事】
Twitterの「トピック」を非表示にする方法
Twitterのおすすめ通知を非表示にする方法
Twitterからのおすすめは、スマホのロック画面にプッシュ通知されたり、Twitterアプリの通知タブにピックアップされる場合もあります。これらのおすすめ通知は、表示回数を減らすよう個別に指定したり、ミュート機能やフィルター機能によって除外することが可能です。おすすめの通知をオフにする具体的な設定方法は、下記の関連記事をご参照ください。
【関連記事】
Twitterでおすすめの通知をオフにする方法
まとめ
タイムラインを「ホーム」表示に設定している場合や「おすすめ」タブを選択している場合は、おすすめツイートを100%遮断するのは不可能です。かといって、タイムラインを時系列表示に変えてしまうのは、情報ソースを広げる機会の損失にもなります。
Twitterからのおすすめがうざくてもある程度は許容して、不要なトピックやツイートが流れてきたら「興味がない」と意思表示を行い、タイムラインをきれいに保つよう努めるのが、ほどよい落としどころかなと筆者は思います。
本記事の主題からは少しズレますが、Twitterの「リスト」機能を活用して、ホーム表示タイムラインと並べて、リストのタイムラインを固定する方法も一つの解決策になるでしょう。