イケア・ジャパンは7月1日、インテリア性を重視したスマート家電の空気清浄機「STARKVIND/スタルクヴィンド 空気清浄機」を2機種発売した。全国のイケア店舗、IKEAオンラインストアで販売する。
ラインナップと価格はフロアスタンド型が19,990円、サイドテーブル型が24,990円。カラーはフロアスタンド型がブラックとホワイト、サイドテーブル型がホワイトとダークブラウン。
STARKVIND/スタルクヴィンド 空気清浄機は、単体でも使用できるが、ハブとなる「TRÅDFRI/トロードフリ ゲートウェイ」(別売)に接続すると、スマートフォンやタブレット端末の専用アプリ「IKEA Home」から遠隔操作できるIoT空気清浄機。このほかアプリから、スケジュールを設定したり、部屋の空気環境を確認したりできる。
イケアのホームファニッシングの知識を組み込み、細部に至るまでこだわったという本体デザインは、家のインテリアに溶け込むよう洗練されたデザインとうたう。フロアスタンド型は2本脚で床に直置きする、直径約50cm強の円形デザイン。上部に風量調節ダイヤルが飛び出し、背面に持ち運び用のハンドルを備える。
また、サイドテーブル型は4つの脚と天板を備えた空気清浄機で、一見すると普通のサイドテーブルにも見える。本体側面に風量調節ダイヤルを搭載し、コードは本体に収納したり、脚の1つに這わせたりして目立たず配線できる。
プレフィルターや粒子除去用フィルター(付属)、ガスクリーニング用フィルター(別売)を組み合わせることでさまざまな大きさの粒子を除去する。
プレフィルターは髪の毛やホコリなど、粒子除去用フィルターはPM2.5粒子や花粉など、ガスクリーニング用フィルターはホルムアルデヒドなど粘膜を刺激する化学物質をはじめとしたガス状汚染物質や、タバコの煙、調理中の臭いなども低減する。最大適用面積は、日本の住居に適したとする20平方メートル。
2製品ともファンの速度は5段階で設定できるほか、空気中にあるPM2.5の量に応じた自動調節モードも搭載。フロアスタンド型の本体サイズはW510×D190×H530mm。コード長は1.5m。サイドテーブル型の本体サイズは直径540×高さ550mm。コード長は1.5m。粒子除去用フィルターの単体販売価格は1,499円、ガスクリーニング用フィルターは1,799円。