カワサキモータースジャパンは6月13日、電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」シリーズの新モデル「noslisu電動アシスト自転車カーゴ仕様」発表した。発売時期は2023年春。価格は未定。
noslisuは前方の車輪が横に2輪並んだ3輪構造で、安定して走行できる電動3輪ビークル。カゴに重い荷物を載せても転倒リスクが低く、スムーズに走れることが特徴だ。2022年5月に事業化を発表し、2023年春の発売を予定している。
今回発表されたnoslisu カーゴ仕様は、前輪と後輪の間に積載スペースを確保し、より大容量の荷物を積載できるように開発されたモデル。積載量はこれまでに発表していた「noslisu 電動アシスト自転車仕様」と「noslisu フル電動仕様」を上回る120Lだ。
新形状フレームと、従来の「noslisu」をベースとして、連結部であるリンクを追加した独自の「前2輪操舵機構」を採用したことで、積載量を増やしつつ、自転車に近いハンドリング特性を持たせた。パイプの太さやカラーリングなどのデザインも重視し、機能美あふれるスタイルに仕上げたとうたう。
電動アシスト付きのため、配業や小売での配送業務や工場内の搬送など、さまざまな物流シーンで業務用として活用できるとする。事業用に加えて一般販売も予定。アウトドアレジャーのほか、高齢者や免許非取得者による大容量荷物の運搬も想定する。
「noslisu カーゴ仕様」は6月22日~24日に大阪市で開催される「第3回関西物流展(KANSAI LOGIX 2022)」で展示、7月2日~7月3日に大阪万博記念公園で開催される「MOTOR CAMP EXPO 2022」において展示・試乗会を実施する予定だ。
noslisu カーゴ仕様の製品情報、発売時期、販売価格・方法などは、詳細が決定次第noslisu公式サイトに掲載される。