いやあ、暑いですね! 最近、暑い日にはハンディファンを見かけることが多くなりました。それもそのはず、近頃はワンコインで購入できるハンディファンも発売されているんですよ。ひとつあると顔や首をラク~に冷やしてくれます。
というわけで今回はダイソーとTHREEPPYのプチプラハンディファン(税込550円)2製品を購入して、使い勝手をじっくり比較してみました。納涼の夏を迎えるためぜひ参考にしてください。
大創産業の充電式ハンディファン2製品を購入
まずは大創産業のDAISO(ダイソー)から販売されている「HANDHELD FAN with STAND WHITE」(税込550円)をご紹介。本製品には黒バージョンも用意されています。
サイズは実測195×95×37mm、重量は実測126.2g。1,200mAhのバッテリーを内蔵しており、風力強で約1時間10分、風力中で約2時間、風力弱で約5時間30分動作が可能です。
もうひとつ購入したのが、同じく大創産業のTHREEPPYから販売されている「SLIM HANDY FAN」(税込550円)。
可愛らしいアイテムを揃えたTHREEPPYの製品だけに、カラーはレッド、イエロー、ブルー、ホワイト、グレー、ブラックの5色を用意。サイズは170×82×24mm、重量は88g。1,200mAhのバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間は風力強で1.5時間、風力弱で2時間とうたわれています。
両者をガチ比較、最も大きな違いは羽根でした
それではDAISO「HANDHELD FAN with STAND WHITE」(以下HANDHELD FAN)とTHREEPPY「SLIM HANDY FAN」をガチ比較してみましょう。
最も大きな違いは羽根。HANDHELD FANは実測75mmの4枚羽根、SLIM HANDY FANは58mmの7枚羽根を採用しています。
下ではHANDHELD FAN、SLIM HANDY FANの風力の違いを、一列に並べた毛糸の動きで視覚化してみましたが、実際に風を顔に当てるとこれ以上の差を感じます。
風の強さ自体も異なりますが、顔に風の当たる範囲(直径)がHANDHELD FANのほうが広いんですね。HANDHELD FANは筆者のもみあげのあたりまでしっかりと風が当たって、耳の周囲まで涼しいです。
ハンディファンは屋外で利用することが多いので、動作音も気になる方が多いでしょう。そこで、風力強で動作させたときの動作音を簡易騒音計で計測してみました。するとHANDHELD FANは50.7dBA、SLIM HANDY FANは51.8dBAとなりました。
また、SLIM HANDY FANの動作音のほうが高音は強いです。下に動画を用意しましたが、比較的耳障りなのはSLIM HANDY FANということになると思います。
風力で選ぶならHANDHELD FAN、携帯性を重視するならSLIM HANDY FAN
ダイソーのHANDHELD FANと、THREEPPYのSLIM HANDY FANの違いをまとめると下記の通り。
HANDHELD FAN | SLIM HANDY FAN |
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・風力が強い ・スタンド付きで立てて使える ・風力調節が3段階 |
・曲線ボディー&コンパクト ・首掛けストラップを付けられる ・電源ボタンがダブルクリックなので誤動作しにくい ・5色のカラーから選べる |
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・持ち運ぶにはややサイズが大きい ・ワンプッシュで電源が入るので誤動作することも |
・風力が弱め ・風力調節が2段階 |
ハンディファンは単純な構造ですが、意外に両者の違いは多かったです。
個人的には、最も重要な「風力」という点ではHANDHELD FANのほうが圧倒的に上なので、サイズが問題ないならHANDHELD FANがオススメ。バッグの容量が限られているのなら、SLIM HANDY FANがよいと思います。
ちなみにダイソーやTHREEPPYでは、この2機種以外のハンディ扇風機も売られているので、ご自身の利用シーンをイメージして、最適な一台をお選びください。