ソニー・グローバルエデュケーションとZ会は6月8日、中学生向け通信教育講座「Z会プログラミング中学技術活用力講座 コンピュータ活用編」を発表した。7月から開講する。申し込み受付は6月12日から。

  • 「Raspberry Pi 4 400」は、ボードコンピュータ「Raspberry Pi 4」を組み込んだキーボード一体型のコンピュータ

今回の講座では、「Raspberry Pi 400」キットとソニー・グローバルエデュケーションのデジタル制作・探究プラットフォーム「PROC」を使い、コンピュータを活用するための技術を学ぶ。Z会が培ってきた通信教育の指導ノウハウを生かしたオリジナルテキスト「技術活用力ワーク」を利用し、講師が隣にいるかのように学びをナビゲートするとしている。

  • オリジナルテキスト「技術活用力ワーク」のイメージ

  • ソニー・グローバルエデュケーションのデジタル制作・探究プラットフォーム「PROC」のコンテンツイメージ

対象は小学校高学年から中学3年生まで。「新しい時代に身につけておくべきコンピュータを活用する力」の習得を目指す。内容としては、Pythonを使ったテキストプログラミング、HTMLやJavaScriptを使ったWebデザイン、音楽制作やデータ分析といった実践的なスキルを身につけるコースを用意した。

カリキュラムは毎月1回、2テーマで実施。全12回の構成となる。1カ月の学習時間は約180分だ。学習レベルは、中学の「技術」教科書と同等および少し高度にしたもの、高校「情報I」の基礎レベルまでとなっている。学習の最後にはWeb上でテストを実施し、到達度の確認と結果に応じた復習指導のフィードバックを行う。

受講料金は月額5,500円で、12カ月一括払いの場合は4,675円。Raspberry Pi 400のキットは別途購入が必要で、価格は17,600円となる。