6月6日、YouTubeの「子どもの安全に関するポリシー」が規約改定。そこで未成年者のASMR動画投稿の禁止が定められたことに注目が集まり、「ASMR規制」がツイッタートレンドに入る事態となった。

  • 「ASMR規制」がSNSトレンド入り、YouTubeが新ポリシーで未成年の投稿を禁止

    規約改定を受け、6月7日には「ASMR規制」がツイッターのトレンド入り

ASMRは、「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、自律感覚絶頂反応と訳される。ASMR動画とは、聴覚や視覚に刺激を与えて、心地良さや、脳がゾワゾワする感覚を誘発する動画のことを指している。

  • 子どもの安全に関するポリシー。

今回のポリシー規約改定では、未成年者が出演するコンテンツに関して、個人宅の寝室や浴室などのプライベートな場所で撮影したものや、未成年者の個人情報を公開するもの、度胸だめしなどが禁止となった。中でも「ASMR動画」は名指しで投稿が禁止に。これに対して、ASMR動画を投稿していたYouTuberやVtuberが、一斉に動画を非公開する事態も見られた。

YouTubeがASMRの規制を強化したことに対して、代替サービスを模索する動きも出ている。ニコニコ動画の代表くりたしげたかさんは、「ASMRを聴きながら眠る方にオススメのアプリがあるんです。nicoboxって言うんですけど。」とツイート。他にも、Ci-en(シーエン)公式Twitterは、「ASMR規制がなく、安全にASMRの活動ができる、Ci-enはいかがですか?」と、ここぞとばかりにアピールした。

ネット上では「youtube君さぁ…ASMR規制する前に出会い系とか脱毛とか美容品の卑猥系広告を規制すべきだと思うんだけど」「ASMR規制するより広告規制しろよ」「ASMR規制するより、変などうでもいい気持ち悪い広告を表示さすなよ…」など広告規制が先では?と意見する声が寄せられた。確かにYouTubeの広告は、こんなの流していいのか? と疑問に思う広告も多いが、ソレはソレということか……。