ハイセンスジャパンは、4K液晶テレビの2022年モデル2シリーズ8機種を6月下旬から順次発売する。価格はオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、ミニLEDと量子ドット技術を採用した「U9H」シリーズの65V型が25万円前後など。

  • ハイセンス4K液晶テレビの2022年モデル。中央はハイセンスのブランドアンバサダーを務める俳優・綾野剛さん

  • ハイセンス4K液晶テレビの2022年モデル。左がミニLEDと量子ドット採用の最上位「U9H」シリーズ、右が通常の4K液晶「U7H」シリーズ

ラインナップと店頭予想価格、発売時期は以下の通り。

■U9Hシリーズ(ミニLED+量子ドット/120Hz倍速液晶)

  • 75V型「75U9H」:35万円前後 / 6月下旬
  • 65V型「65U9H」:25万円前後 / 6月下旬
  • U9Hシリーズ

■U7Hシリーズ(120Hz倍速液晶)

  • 85V型「85U7H」:40万円前後 / 7月下旬
  • 75V型「75U7H」:25万円前後 / 6月下旬
  • 65V型「65U7H」:18万円前後 / 6月下旬
  • 55V型「55U7H」:14万円前後 / 6月下旬
  • 50V型「50U7H」:12万円前後 / 6月下旬
  • 43V型「43U7H」:11万円前後 / 7月下旬
  • U7Hシリーズ

  • ハイセンスジャパンの李文麗 代表取締役社長が登壇。4K液晶テレビの2022年モデル「U9H/U7H」シリーズを一挙披露した

全機種で120Hz倍速液晶パネルと、グループ企業であるTVS REGZAと共に新開発したAI活用映像エンジン「NEOエンジンPro」を搭載。サウンド面でもDolby Atmosに対応し、画質と音質を強化している。

  • ハイセンスとTVS REGZAによる、AI技術を活用した映像エンジン「NEOエンジンPro」

いずれもHDMI2.1規格の4K/120Hz映像入力や、コンテンツに応じて画質優先/低遅延優先を自動で切り替える「ALLM」、映像のちらつきやカクつきなどを抑える「VRR」をサポートするなど、ゲーミング機能も強化している。

U9Hシリーズでは、ミニLEDと量子ドット技術を採用して画質を強化。小型の高輝度LEDバックライトを数多く敷き詰めて、細部まで明るくメリハリのある映像表現を追求し、さらに量子ドット技術で純度の高い赤緑青の三原色をつくり出して「現実に近い鮮やかな色彩」を再現するという。

HDR方式はいずれもHDR10、HDR10+、HLG、Dolby Visionをサポート。精巧なコントラスト描写で立体感や奥行き感のある映像を再現する「HDR再現処理plus」を装備する。さらに部屋の明るさに合わせてHDRコンテンツの画質を自動で最適化するHDR10+ ADAPTIVE、Dolby Vision IQにも対応する。

システムには独自の「VIDAA」プラットフォームを採用。さまざまな映像配信サービスが利用でき、テレビに話しかけてチャンネルや音量、入力切替、動画検索、ビデオ再生などの操作が行える「VIDAA Voice」もサポートする。9つのダイレクトボタンを備えた、新開発のBluetooth対応リモコンが付属する。

ハイセンスジャパンは6月2日に発表会を開催。2020年からハイセンスのブランドアンバサダーを務める俳優・綾野剛さんをゲストに迎え、テレビ新製品と新たなCMを披露した。オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家の折原一也氏によるレポート記事は追って掲載する。

  • 綾野剛さんがテレビ新製品と新CMの発表会に登場

  • ハイセンスは「FIFA ワールドカップ・カタール大会」の公式スポンサーを務める