センチュリーは、専用USBケーブル1本で映像表示と電源供給が行える10.1型液晶ディスプレイ「LCD-10000U3」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は32,800円前後を見込む。
同社のサブモニター「plus one」シリーズの新製品で、10.1型/1,280×800ドットのAHVA方式液晶パネルを搭載。付属の専用USBケーブル1本でPCと接続するだけで使え、ノートPCのサブモニターにも適するという。また省スペースで運用でき、テレワークなどで表示エリアを拡張して作業効率を向上させられるとしている。HDCPには非対応で、Blu-ray Discなどの著作権保護された映像は表示できない。
パネルの輝度は最大400cd平方メートル、コントラスト比は800:1。応答速度は29ms。リフレッシュレートは60Hz。視野角は上下左右89度。表面はグレア(光沢)タイプ。USB 3.2 Gen1対応のmicro B端子を装備する。
対応機種とOSは、USB3.2/3.1/3.0端子を搭載したWindows PC(Windows 8.1/10/11)と、USB4~3.0搭載のIntel Mac(Mac OS 11.5.2/10.15.7/10.14.6/10.13.3/10.12.6/10.11.6/10.10.5)。ただし、MacOS 10.13.4〜10.13.6には対応しない。また、PCカードタイプのUSB増設ポートは供給電力が不足するため、利用できない。
消費電力は2.8~3.7W(バックライト設定による)。本体サイズは252×32×175mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約635g。USB Type-C変換アダプター、plus oneシリーズ専用壁掛けキット取付ネジ、ドライバーCDーROMなどが付属する。