国立国会図書館での資料のデジタル化作業の画像が、特撮感があると話題になっている。

  • なんだこの「特撮」感は!? 国立国会図書館のデジタル化事業、作業風景が話題に

    国立国会図書館月報から。どこかの司令室みたい

国立国会図書館は、人々が、文化的資産を将来にわたって利活用し、所蔵資料を基に基に関係機関と連携し、社会全体で知識・文化の基盤を構築する取り組みの一環として、資料のデジタル化を行っており、5月19日には、絶版になった書籍など入手が困難な資料をネット上で閲覧できるサービスも開始した。

話題となった画像は、2022年5月に刊行された733号「国立国会図書館月報(pdfが開きます)」に掲載されたもの。確かに一面が黒く、多数の照明が特撮感を演出しているのだろうか。

「月報」では、2021年に30万点もの資料をデジタル化した大規模なプロジェクトの裏側を紹介した内容だ。当館は「資料のデジタル化というと、コピー機での単純作業をイメージするかもしれない。しかし30万点もの規模で、かつ全ての資料が一点物で破損が許されないとなると、その作業はコントロールされた工業生産プロセスのようになる」と説明。「知られざる資料デジタル化作業の内幕」がみられるとのこと。

ネット上では「税金だから国民の権利ではあるんだろうけどありがてぇ」「国会図書館よく利用するので感謝の一言に尽きる」「スキャン済み図書で省けるのほんと助かる。」とデジタル化の影の努力に感謝する声のほか、「どっかのディストピア。」「確かに特撮みがある」「国会図書館ディジタルスキャナ部隊第一前線(明朝体)って感じ」などの声が寄せられた。