エレコムは5月24日、「USB Power Delivery EPR」規格に対応したUSB Type-Cケーブル6製品を発表した。5月下旬に発売する。店頭実勢価格は3,880円~8,480円。

  • エレコムから最大240Wの「USB Power Delivery EPR」対応ケーブルが登場

    エレコムから最大240Wの「USB Power Delivery EPR」対応ケーブルが登場

  • USB4-CCPE10NBK(USB4/1m/ブラック):8,480円
  • USB4-CCPE10NWH(USB4/1m/ホワイト):8,480円
  • U2C-CCPE10NBK(USB2.0/1m/ブラック):3,880円
  • U2C-CCPE10NWH(USB2.0/1m/ホワイト):3,880円
  • U2C-CCPE20NBK(USB2.0/2m/ブラック):4,080円
  • U2C-CCPE20NWH(USB2.0/2m/ホワイト):4,080円

USB Power Delivery EPRは、2021年5月にUSB-IFが発表した最新のUSB給電規格。現在スマートフォンやノートPCなどで多用されているUSB Power Deliveryの上限は100Wだが、EPRでは240Wまで対応する。

エレコムは3月に国内初のEPR対応ケーブルの開発を発表し、今回の発売に至った。従来以上の高電圧を扱うEPR規格では対応ケーブルの条件も厳格化されており、規格上の上限となる48V/5A対応のケーブルのみが認められる(24Vなどの部分対応はできない)ほか、認証チップの搭載が必須とされている。

第1弾となる6製品の内訳としては、USB4仕様の1m版、USB2.0仕様の1m/2m版があり、それぞれブラック/ホワイトの2色展開となる。どちらも後方互換性があり、100Wまでの従来のUSB Power Delivery対応機器でも利用できる。USB4仕様は最大40Gbpsの高速データ転送にも対応する。

  • USB4-CCPE10NBK(USB4/1m/ブラック)

    USB4-CCPE10NBK(USB4/1m/ブラック)。USB4対応版なら、給電/高速データ転送/映像伝送など、複雑化するUSB Type-C関連のほとんどの用途に1本で対応できる

  • U2C-CCPE10NWH(USB2.0/1m/ホワイト)

    U2C-CCPE10NWH(USB2.0/1m/ホワイト)。USB2.0版ならUSB4版の半値ほどで済むため、給電のみに使うならコストパフォーマンスが高い