menu、KDDI、auペイメントは5月16日、フードデリバリーサービス「menu」の配達報酬を「au PAY」の残高として受け取れるサービスを開始した。

  • menuとau PAYが配達員向けサービスで連携。なお、menuは2021年6月にKDDIと資本業務提携を結び、出資を受けている

    menuとau PAYが配達員向けサービスで連携。なお、menuは2021年6月にKDDIと資本業務提携を結び、出資を受けている

menuは、スマートフォンアプリを通じて提携飲食店の料理をテイクアウトまたは宅配で注文できるサービス。配達員には配達回数や距離などに応じた報酬が支払われる。

同種のサービスでは一定期間分の報酬をまとめて定期的に支払う仕組みが一般的で、たとえばUber Eatsは週ごと、Woltは月2回の支払いとなっている。menuは支払いのタイムラグをなくして報酬をすぐに受け取れるサービスを充実させており、au PAYのほかにも口座振込や決済・送金アプリ「Kyash」による即時支払いに対応している。

menu配達員は5月16日から、配達クルー用アプリでau PAYとの連携設定を行えば24時間365日いつでも報酬を引き出せる。既存の受取方法と比べたメリットとしては、出金手数料がかからないことが挙げられる。