ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 3とPlayStation Vita、PlayStation Vita TVの最新システムソフトウェアを5月10日に提供開始した。適用することで、PlayStation Network(PSN)へのサインイン方法や管理機能が変更される。

  • PlayStation 3(CECH-4300C)

  • PlayStation Vita

アップデート内容は共通で、アカウント保護のためPSNへのサインイン時に機器設定パスワードの入力が必要になったほか、アップデート後はPS3/PS Vita本体からPSNアカウントの作成・管理ができなくなる。このため、今後はスマートフォンやPCのWebブラウザからPSNアカウントの作成・管理を行う必要がある。

適用後のバージョンは、PS3がバージョン4.89、PS Vitaがバージョン3.74。なお、PS3の従来バージョン(4.88)は2021年6月1日に公開されており、今回は約11カ月ぶりのアップデート。また、PS Vitaシリーズは2019年10月16日のバージョン3.73の公開以来、約2年7カ月ぶりのアップデートとなる。

  • 手持ちのPlayStation Vita TVをアップデートしてPSNへのサインインを行うと、指定のページへスマホのWebブラウザでアクセスして、機器設定パスワードを生成・管理するよう求められた