2022年5月発売予定のG-SHOCK新製品について、追加の情報が発表されたのでご紹介しよう。大きなトピックスは「GA-B2100」だ。八角形ベゼルとの薄型ケースで大人気のモデルに、タフソーラーとスマートフォンリンクがついに搭載された。「これを待っていた!」との声も多いはず。さっそく詳細をご覧いただきたい。
ソーラー駆動とスマートフォンリンク搭載の「GA-B2100」、FAST COLLARで堂々の登場!
近年、これほど待ち望まれた、そして必ず出てくると誰もが予想していたG-SHOCKがあっただろうか。そう、誰もが予想していたはずだ。が、タフソーラーの発電機構とBluetoothアンテナを搭載しながら、このサイズとこの重さで登場するとは誰が想像し得ただろうか。
GA-B2100シリーズのケースサイズは48.6×45.6×11.9mm、重さは52g。この数値は、ベースモデルのGA-2100シリーズと比べて幅・高さ・厚みがそれぞれ0.1mmずつ大きく、重さは1g重いだけ。早い話が「ほぼ同じ」なんですよ!
カシオによれば、部品点数の増加に対応するため、基板配置を最適化した薄型モジュールを新開発。カーボンコアガード構造と組み合わせることで、従来モデルのサイズ感をキープしたとのこと。余談だが、ソーラーモデルであることを感じさせないダイヤルの質感も見どころだ。
ケースとバンドのカラーは定番のイメージカラーであるブラック(GA-B2100-1AJF)と人気の高いオールブラック(GA-B2100-1A1JF)に加え、ブルー(GA-B2100-2AJF)、グリーン(GA-B2100-3AJF)、イエロー(GA-B2100C-9AJF)の計5色で展開。価格は各22,000円。ただし、イエローのGA-B2100C-9AJFのみ23,100円。
後半の3色は、かつてG-SHOCK初のカラーモデル(海外発売)として発売された「DW-5600シリーズ」のいわゆる「FIRST COLOR」を再現したものだ。この色を身にまとった製品が登場することで、「GA-2100」は名実ともに「アナログモデルのオリジン」になったといえる。
スマートフォンリンク機能には無料の専用アプリ「CASIO WATCHES」を使用。自動時刻修正や簡単時計設定、ワールドタイム約300都市、タイム&プレイス、リマインダー、携帯電話探索といった機能の数々を利用できる。
都会的な黒と白。G-SQUAD「GBD-200UU」
G-SHOCKのスポーツラインG-SQUAD「GBD-200」シリーズに新色が登場。製品の性質上、スポーツウェアをイメージするカラーが多くラインナップされてきたG-SQUADだが、今回の追加はブラック(GBD-200UU-1JF)とホワイト(GBD-200UU-9JF)の2色。
といっても単純な黒や白ではなく、ややくすんだ都会的なニュアンスで、スニーカーのみならず革靴にも合わせやすい。医療関係の職場にも違和感なくマッチしそうなスマートさも漂う。健康に配慮しつつもスポーツを声高に主張しない、今らしい風潮に合ったG-SQUADだ。仕様や機能はベースモデルと同様。価格は各22,000円。
夏だ! 海だ! G-LIDEだ!
サーフィンやスケートボード、BMXなどのエクストリーム系スポーツプレイヤーたちに愛されているG-SHOCKスポーツラインの老舗「G-LIDE」。その定番モデル、タイドグラフ機能とムーンデータを搭載した「GLX-5600」に新色が登場。
今回の新モデルは、初夏のアクティブな気分を盛り上げるビビッドなオレンジ(GLX-5600RT-4JF)と、イエロー(GLX-5600RT-9JF)をラインナップ。価格は各13,760円だ。
ちなみにGLX-5600シリーズは、電池寿命が約7年という驚異的な省電力性能を持つ。タフネスはもちろん、このようなユーザーに優しい設計もまた、発売から10年以上を経た今も愛され続ける理由だろう。