ローランドは、米Fluid Audio(フルイド・オーディオ)の音楽制作用スタジオ・モニター・サブウーファー「FC10S」を、2022年4月23日に発売する。市場想定価格は49,300円前後。
今回発売となる「FC10S」は、解像度と密度の高い重低音が再生できる、大規模な会場での使用を想定した音楽制作に適したスタジオ・モニター・サブウーファー。足元のペダルで出力のオン/オフ操作が可能なスタンバイ・フットスイッチを標準添付するほか、楽曲のジャンルや特徴に応じて、フラットなサウンド/よりパンチのある重低音の2種類を切り替えられるEQモード、組み合わせるモニター・スピーカーに合わせた設定を簡単に行える位相調整スイッチ、クロスオーバー周波数設定スイッチ、外部電源が原因となるノイズ(ハム・ノイズ)を抑制するためのグランドリフト・スイッチなど、音楽制作でのモニタリングに便利な機能を多数搭載する。入力端子はXLR(2系統ステレオ、バランス)/TRS(2系統ステレオ、バランス、アンバランス)/RCA(2系統ステレオ、アンバランス)で、出力端子はXLR(2系統ステレオ、バランス)/TRS(2系統ステレオ、バランス、アンバランス)となっている。
主な仕様は以下の通り。
- 再生周波数帯域:20Hz〜200Hz
- クロスオーバー周波数:50Hz〜200Hz(メインモニターに対して)
- 定格出力:200W(最大定格)
- S/N比:100dB(Typical A-weghted)
- ドライバー:10インチ複合曲面コーン耐熱ボイスコイルおよびラバーサラウンド仕様
- キャビネット:ラミネートMDF(中密度繊維板)
- 入力インピーダンス:バランス接続/20kΩ、アンバランス接続/10kΩ
サイズ/質量は、W385.5×H385.5×D320mm/12.4kg。本体のほか、前述のスタンバイ・フットスイッチが付属する。