NTTドコモ モバイル社会研究所は2月8日、オンライン学習に関する調査レポートを発表した。若い世代ほどスマホを使用し、ツールはZoomが6割超であった。
2021年2月に実施したオンライン調査のデータを基にしており、サンプルは日本全国の15歳~79歳の男女(有効回答数は6,240)。学校や塾のオンライン授業だけでなく、会社での研修や習い事をオンラインで行っている社会人や成人も調査対象となっている。
オンライン学習を行うときの機器を調査したところ、スマートフォンが8割超え、続いてPCが3割、タブレットが1割となった。特に若年層ほどスマホの利用が高く、10~40代まで男女で8割以上がスマホでオンライン学習を行っていることが明らかになった。
PCでオンライン授業を行っている人はシニア層に多かった一方、シニア層でもスマホを利用してオンライン学習を行っている人が5~7割いたという。
また、オンライン学習を行う時のツールと頻度を調査したところ、「Zoom」が最多で全体で6割超。続いて「YouTube」が4割超、「LINE」が3割超となった。YouTubeとLINEは特に頻度の高い「週に1回」の利用者が多いことが明らかになった。