JVCケンウッドは1月12日、ケンウッドブランドから、高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載するドライブレコーダー3製品を発表した。前後撮影対応モデルは1月下旬、360度撮影対応モデルは2月下旬に発売する。
各製品の市場推定価格は下記のとおり。
- 2カメラドライブレコーダー「DRV-MR570」:30,800円前後
- 2カメラドライブレコーダー「DRV-MR575C」:31,900円前後
- 360度撮影対応ドライブレコーダー「DRV-C770R」:40,700円前後
- ドライブレコーダー用microSDHCカード「KNA-SD16C」:5,500円前後
- ドライブレコーダー用microSDHCカード「KNA-SD32C」:8,800円前後
2カメラドライブレコーダー「DRV-MR570」「DRV-MR575C」
DRV-MR570/DRV-MR575Cは、車両前方と後方の同時録画に対応した2カメラドライブレコーダー。低照度での撮影性能に優れるソニーのセキュリティカメラ用CMOSイメージセンサー「STARVIS」を搭載する。
スモークガラスに対応した7段階の明るさ調整機能や、トンネルの出入り口のような明暗差の大きなシーンで白飛びを抑えるHDR機能を搭載する。
また、緊急時のための機能として、後方からの急接近を検知して自動で録画を開始する後方急接近警告機能、ボタン操作で速やかに録画を開始できる「緊急イチ押し録画ボタン」を備える。
画角は、水平約131度、垂直68度、対角163度。1/2.8型のセンサーを搭載し、レンズの明るさはF1.8。本体サイズは、フロントカメラが67×65×34mm、重さは95g(microSDHCカード含む)。リアカメラが60×25×29mm、重さは28g。
両製品は付属の電源ケーブルが異なり、DRV-MR570にはシガープラグコード、DRV-MR575Cにはエンジンオフ時でも電源を取れる駐車録画対応のケーブルが付属する。
360度ドライブレコーダー「DRV-C770R」
DRV-C770Rは、車両前方、後方、左右、車室内を録画できる2カメラドライブレコーダー。前後での事故だけでなく、並走車による幅寄せなども記録できる。
DRV-MR570/DRV-MR575Cと同様に、イメージセンサーはSTARVISを採用。明るさ調整機能、HDR機能、緊急イチ押し録画ボタンなども同様に備える。
別売の車載電源ケーブル「CA-DR100」を使用することで、最長24時間の駐車録画が可能な「常時監視モード」と、駐車中に衝撃を検知した際に自動で録画を開始する「衝撃検知録画モード」を利用できる。
ドライブレコーダー用microSDHCカード
KNA-SD16C(16GB)/KNA-SD32C(32GB)は、ドライブレコーダーでの利用に特化した耐久性重視のmicroSDHCカード。ループ録画などによってデータの書き換えが頻繁に繰り返されるドライブレコーダーの性質に合わせ、3D NAND型のpSLC方式を採用する。
同時発表された3製品を含むケンウッド製ドライブレコーダーと連携し、カードの交換推奨時期を知らせる「SDカード寿命告知機能」に対応。寿命による録画エラーを防ぐ。
SDカード寿命告知機能に対応するドライブレコーダーは、「DRV-MR8500」「DRV-MR570/MR575C/MR570D」「DRV-C770R」「DRV-MR760/MR760D/MP760」「DRV-MN940/MN940B」「DRV-N530/R530」。