パナソニックは、「ファイナルファンタジーXIV」専用デザインを採用したゲーミングネックスピーカー「SC-GN01-FF」を3月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は28,000円前後を見込む。

  • SC-GN01-FF

ファイナルファンタジーXIV(FF XIV)のサウンドチームと共同開発し、2021年10月に発売した「SC-GN01」の“FF XIVエディション”。同年12月にリリースされた拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」の発売を記念し、2022年9月末まで生産予定の期間限定生産モデルとして販売する。

SC-GN01-FFの本体には、FF XIVを象徴する「メテオマーク」と同作のロゴをあしらい、パッケージにも同作と連動したデザインのオリジナルパッケージを採用している。

さらに、プレイヤーにはおなじみの楽曲「プレリュード」をモチーフとしたオリジナルメロディの起動音を採用し、サウンドモード変更時にモード名を知らせる音声ガイダンスにも同作で「ジョブ」を変更する際の効果音をミックス。なじみのあるサウンドで、ゲームをプレイしているかのような雰囲気を楽しめるとする。

主な機能や仕様はSC-GN01と共通で、首元を囲むように3cm径のスピーカーを前後に2基ずつ、計4基レイアウト。耳の中に音を届け、頭の中で音が鳴ってしまう“頭内定位”が起こるヘッドセットと異なり、現実世界と同じように頭の外で音が鳴り、音が広がるようにした。低域部分を仮想再生する「H.BASS」技術により、コンパクトなスピーカーでゲームプレイに十分な低音を再現する。

さらに、独自のデジタル処理とゲームサウンドに最適なチューニングによって4つのスピーカーがオブジェクトの位置や移動をクリアに再現し、立体的で奥行きのあるゲーミングサラウンド環境を再現する「TRUE MAGESS(True Majestic Augmented Gaming Environment Sound System)」を採用。これにより、「本格的なホームシアターシステムでしか得られなかった、ゲームの世界の中心にいるような音場でプレーヤーを包み込む」としている。左右2chのステレオ信号も自動的に4chへアップコンバートし、奥行きのあるサラウンド環境でゲームを楽しめるという。

  • 4スピーカーによるサウンドイメージ

ゲームジャンルに合わせた「RPGモード」、「FPSモード」、「Voiceモード」と、音楽や映画などゲーム以外でも使える「Musicモード」、「Cinemaモード」、「Stereoモード」が選べる。なお、ゲームジャンルに合わせた前出の3モードは、スクウェア・エニックスのFF XIVサウンドチームと共同で開発したもの。

  • 外装にFF XIV専用デザインを採用

対応機器は、PCやPS4/PS5、Nintendo Switch、Xbox One・Series S/X。スピーカー本体は、人体データ分析結果に基づく快適なつけ心地を追求。4スピーカーを搭載しているとは思えない装着感でゲーム中も重さが気にならず、長時間プレイでもゲームフィールドへの没入感を楽しめるとする。本体側面には各種操作ボタンも備える。本体サイズは約240×209×46mmで、ケーブルやUSB端子含まない重さは約244g。

  • 背面