シチズン時計は2022年1月11日に、ケースの厚さが1mmという世界最薄(同社調べ)の腕時計「シチズン エコ・ドライブ ワン」の新モデルとして、ブランドで初めてとなるスモールセコンドを搭載した新作(3モデル)を発売する。価格は330,000円~352,000円。

ラインナップと価格は、ブラックダイヤルの「AQ5010-01E」が33,000円、ホワイト(土佐和紙)ダイヤルの「AQ5012-14A」が352,000円、ブルーダイヤルの「AQ5010-01L」が352,000円。このうちAQ5010-01Lは「シチズン フラッグシップストア」と「シチズン プレミアムドアーズ」でのみ取り扱い、限定80本(裏ぶたにシリアルナンバーを刻印)、ネイビー替えバンドが付属する。

  • ブラックダイヤル「AQ5010-01E」

  • ホワイト(土佐和紙)ダイヤル「AQ5012-14A」

  • ブルーダイヤル「AQ5010-01L」

これまでのエコ・ドライブ ワンは時針と分針の2針だったが、今回の新作では6時位置にスモールセコンドを配置。厚さ1mmというスペースにパーツを収めるため、構造や加工方法を根本から見直したという。定期的な電池交換が不要な「光発電エコ・ドライブ」仕様で、フル充電から7カ月間の駆動力を持つ。

今回の新作は、スモールセコンドを生かしてクラシック&エレガントな雰囲気に仕上げた。小ぶりな36.6mm径(設計値)のケースは日本人にとって身に着けやすい。ケースサイドには丸みを持たせ、裏ぶたにもカーブをつけて装着性を高めている。

  • 「エコ・ドライブ ワン」初のスモールセコンド搭載

  • この薄さ!

ブラックダイヤルの「AQ5010-01E」とブルーダイヤルの「AQ5010-01L」はサンレイパターン仕上げで、ホワイトダイヤルの「AQ5012-14A」はエコ・ドライブ ワン初の土佐和紙ダイヤルだ。美しい白と、これまでにない質感を併せ持つ文字版を表現したとしている。各モデルとも、アプライド(植字)インデックスによって高い質感を持たせた。

ケース素材はステンレススチールで、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施している。ケースサイズは径36.6×厚さ4.5mm(設計値)、風防は両面無反射コーティングのサファイアガラス、バンド素材はワニ革、防水性能は日常生活用防水。