Amazonプライムを解約(退会)するには
Amazonプライム会員になると、お急ぎ便などの配送オプションが無料になったり、先行タイムセールやプライムビデオなど数多くの特典を利用できます。しかし、特典の利用頻度が年額4,900円または月額500円の会費に見合わないのであれば、Amazonプライムを解約(退会)するのが賢明です。
また、プライム会員の「無料体験」を試してはみたものの、この先あまり使う機会がなさそうな場合は、無料体験の期間内に解約しておくことをお勧めします。解約手続きをしたあとも、無料体験期間が終わるまではプライム特典を利用できます。
Amazonプライムを解約する方法はいくつかありますが、この記事では最初に「スマホでAmazonアプリから解約する方法」、次に「パソコンでAmazonのサイトから解約する方法」、続いて「電話やチャットで解約する方法」の順に説明していきます。
スマホのAmazonアプリから解約する方法
iPhone版やAndroid版のAmazonショッピングアプリから、Amazonプライムの解約(退会)を申し込む手順を紹介します。すでにプライム会員(有料)になっている人も、無料体験期間中の人も同じ手順で解約手続きを行えます。
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【9】プライム会員情報の管理ページに切り替わり、プライム会員資格が終了する日を確認できます
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【10】「Amazonプライム自動更新の解除」という確認メールがAmazonから届きます。念のため目を通しておきましょう
パソコンでAmazon.co.jpのサイトから解約する方法
次に、AmazonのPCサイトから解約を申し込む手順を紹介します。
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【PC-2】プライム会員情報の管理ページが表示されるので、①「会員情報を更新し、プライムをキャンセルする」→②「プライム無料体験と特典の利用を止める」の順にクリックします。この後の手順は、スマホアプリの手順【6】以降と同様です
Amazonプライムの解約手続きができないときの対処法
アプリやWebサイトからAmazonプライムを解約できない場合や、ちゃんと解約できているか不安な場合は、電話やチャットでの申し込みを試してみましょう。電話やチャットでAmazonプライムを解約する手順は次項で説明します。
電話やチャットでAmazonプライムを解約する方法
Amazonのカスタマーサービスから電話をかけてもらい、直接会話してプライムの解約を申し込む方法を紹介します。チャットで解約を伝えることも可能です。Amazonの問い合わせ電話番号は公開されていないので、AmazonアプリやAmazon.co.jpのWebサイトから電話サポートを申し込みます。ユーザーからはAmazonに電話をかけられないことを理解しておきましょう。
スマホのAmazonアプリから電話を依頼する方法
スマホのAmazonショッピングアプリにて、Amazonカスタマーサービスから電話をかけてもらうように依頼する手順を説明します。
※チャットで相談したい場合は、手順【5】の画面で「今すぐチャットを開始する」をタップしてください。
パソコンでAmazon.co.jpのサイトから電話を依頼する方法
ここでは、AmazonのPCサイト経由でAmazonカスタマーサービスから電話をかけてもらい、解約を依頼する方法を説明します。
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【PC-6】自分の「電話番号」を入力して「今すぐお電話ください」ボタンをクリックすると、Amazonのカスタマーセンターから電話がかかってきます。電話に出て、自動音声で案内された番号を押すとAmazonの担当者につながります
無料体験の期間終了前に通知を受け取る方法
Amazonプライムの無料体験期間は30日間です。それを過ぎると自動的に有料会員に切り替わります。解約手続きを忘れそうで心配な人は、有料会員として更新される3日前にメール通知を受け取るように設定できます。
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スマホのAmazonアプリでは、解約手順の【1】から【5】までを行い、この画面に切り替わったら下部にある「更新前にお知らせを受けとる」ボタンをタップします
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PCのWebブラウザでは、Amazonのトップページで自分の名前をクリック。アカウントサービスのページで「プライム」をクリックしてこの画面を表示したら、①「会員情報を更新し、プライムをキャンセルする」をクリックし、②「更新前にお知らせを受け取る」のチェックボックスをオンにします
Amazonプライムの会員資格更新日を確認する方法
Amazonプライムの無料体験期間の終了日や、プライム有料会員の次回更新日(有効期限)は、「アカウントサービス」のページから以下の手順で確認できます。
Amazonプライムの会費を返金してもらう条件と方法
Amazonプライムの無料体験に登録したことを忘れたまま、無料体験期間が終了し、「あるとき気がついたら有料会員になっていた」というユーザーもいるでしょう。そんな場合でも、プライム特典を一度も使っていなければ、解約後に会費が全額返金されますので安心してください。
Amazonのヘルプページには次のように明記されています。
特典を利用されていない有料会員の方は、現在の会員期間中の会費の全額返金を受けられます。この返金は、2~3営業日以内に処理されます。
今から返金を受けるには、先ほど紹介したヘルプページから手続きを進めるのがスムーズです。スマホの画面で手順を紹介しますが、PCでも同様です。
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【1】Amazonプライムの退会に関するヘルプページを開き、「Amazonプライム会員登録のキャンセル」をタップします(※)
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【2】確認を促す画面に切り替わったら、下方にある「特典と会員資格を終了」をタップします
※Webブラウザ上でも、アプリに移動しても解約手続きは同じです。今回はアプリの画面で説明を進めます。
ちなみに、Amazonプライム会員規約にも返金について、以下のように記載されています。
もし、お客様およびお客様の家族会員のいずれもプライム特典のご利用を開始していない時点でお客様が会員登録をキャンセルされた場合には、当サイトは会費の全額を払い戻します。
家族が亡くなった場合の解約(退会)手続き
Amazonプライム会員が死亡した場合は、遺族等が解約手続きをすることが可能です。故人のID(メールアドレス)やパスワードがわかっている場合は、そのアカウントでログインしてアカウントの閉鎖手続きを行います。その際、本人確認などは必要ありません。
故人のID(メールアドレス)やパスワードがわからない場合は、前述した方法でカスタマーセンターに電話相談を依頼します。会員が死亡した旨を伝えたのち、手続きの案内メールを受け取り、必要な情報を記載して返信します。
詳しくはそのとき届くメールに記載されていますが、参考までに執筆時点での必要事項を紹介します。まず、故人のアカウントを特定できる情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、注文番号もしくは配送伝票番号等)や連絡者(家族等)の氏名、住所、電話番号またはEメールアドレス、および連絡可能な曜日、時間帯などを記載します。
Amazonギフト券の残高を相続しない場合は、死去した事実が確認できる書面の画像(死亡届・死亡診断書・「除籍」の記載がある戸籍謄本や住民票)を添付します。一方、Amazonギフト券の残高を相続する場合は、死去した事実と相続人が確認できる戸籍謄本の画像、相続人が残高を相続することについての相続人全員の同意書、残高を相続する人のアカウントのメールアドレスを送信します。
まとめ
AmazonのアプリやWebページからプライムを解約しようとする場合、「プライムをキャンセルする」という表記や言い回しが頻繁に出てくることを覚えておきましょう。プライムを退会しようとしても、何度も確認画面が表示されて引き延ばそうとしますので、「会員登録のキャンセルが完了した」というメッセージが出るまで根気強く手続きすることが大切です。もし、ちゃんと解約できるか不安なのであれば、チャットや電話でカスタマーサービスへ連絡して「解約したい」と伝えるのもいいでしょう。