サンワサプライは12月7日、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したデジタル耳栓「400-MMEP1」を、直販の「サンワダイレクト」で発売した。価格は9,780円。

  • 400-MMEP1

騒音を最大22dB低減する、ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載したデジタル耳栓。内部の小型マイクで周囲の環境騒音を収音し、逆位相の音を出すことで騒音を打ち消す仕組みだ。空調の稼働音や電車の走行音などを効率的に押さえられ、テレワークやオフィスでの作業、勉強など集中したいときに役立つ。

一方、音声の場合は一定の音(波形)でないためカットされず、社内での呼びかけや、電車のアナウンスなど人の声や着信音などは聞き取りやすいとしている。

  • イヤープラグと充電ケース

イヤープラグ本体は完全ワイヤレスイヤホンのような形で、充電ケースから取り出すと電源オン、しまうとオフになる。単体では約7時間使用でき、充電ケースでイヤープラグ3回分の充電が可能。イヤーピースは3サイズが付属する。なお、イヤホンのような音楽再生・通話機能、補聴器のような音量増加機能はない。

イヤープラグのサイズはW20×D25×H37mm、重さは約4g(いずれも片耳)。充電ケースはW75×D37×H33mm、重さは約50g。イヤープラグへの充電時間は約2時間。

なおノイズキャンセル性能の最大-22dBは、電車内の環境騒音が80dB時のとき約22dB低減するもので、ノイズが完全に遮断されるわけではない。

  • テレワーク時の騒音低減などに役立つ。イヤホンやマイクとしては使えない