AirPodsのケースを開けていると、近くにある他のiPhoneからペアリングされる恐れがあります。という話を以前の記事でご紹介しました。これはどんな状況で起こり得るのでしょうか。また、もしそうなった場合どうすればいいのでしょうか?
AirPodsの接続が切れた時、ケース裏のボタンを押すと危ない
自分が使用中のAirPods(AirPods Proも。以下同)が、他のiPhoneからもペアリングされてしまう。
前回試したところ、この状況が実際に起こりました。ただし、他のiPhoneからペアリングするには、AirPodsのケース背面にあるボタンを長押しする必要があります。だから、AirPodsを他人に触れさせなければ大丈夫……と思っていましたが、落とし穴がありました。
AirPodsを装着したのにiPhoneとの接続が切れていた場合、どうやって再接続していますか? Bluetooth機器を使い慣れた方なら、直感的にケース裏のボタンを長押しするかもしれません。実は、これが落とし穴なのです。
ケース裏のボタンを長押しすると、他の人のiPhoneからのペアリングを許可してしまったり、AirPodsがリセットされ画面タップだけでペアリングできる状態になってしまう恐れがあります。
安全に再接続するには、コントロールセンターの「AirPlay」を開き、出力先をAirPodsに設定しましょう。
AirPodsをリセットする方法
AirPodsが他の人のiPhoneにペアリングされた(乗っ取られた)状態では、デバイスの表示名が自分のiPhoneの名前と違う、「デバイスを探す」に表示されない、などの症状が確認できました。ただし、名前は最初の写真のようにそれぞれ自分のiPhoneと同一の場合もあるのでちょっと厄介です。
この状態に心当たりがあれば、下記の手順でAirPodsをリセットしましょう。なお、AirPodsとの接続が毎回不安定な場合もリセットで改善することがあります。
リセットする前に、自分のiPhoneとのペアリングを解除しておきます。
次に、AirPodsのリセットを行います。
リセットが完了したら、再び自分のiPhoneとペアリングすればOKです。