ソニーグループおよびグループ各社は10月26日より、国内の社員(技術系・事務系を含む約4万人)を対象とした、独自のAIリテラシー研修(eラーニング)を導入したと発表した。

同研修は、グループ内で信号処理を含めた情報処理の要素技術について、技術レベルの底上げと差異化を目標とする「情報処理戦略コミッティ」が監修し、社員が研究の講師を務める。

初心者は必須受講とするAI概論をはじめ、技術活用アイデアの考え方、独学法、具体的なAIツールの活用法など全6テーマで構成されている。

ソニーには、組織間の交流を通じて、技術の共有・強化、技術系人材の育成を行うグループ横断での活動「技術戦略コミッティ」があるが、技術領域ごとに10のコミッティがあり、「情報処理戦略コミッティ」もその中の一つとなる。