Amazonは10月7日、東京都青梅市と千葉県流山市に、物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)をそれぞれ開設すると発表した。2つのFCの設置により、同社の国内FCは合計20カ所を超え、商品保管能力は10%以上増えて計1500万立方フィート以上になるという。同社は商品の品ぞろえを拡大して、迅速に配送できる体制を強化する。

  • 「アマゾン青梅FC」延べ床面積:6万7518平方メートル

  • 「アマゾン流山FC」延べ床面積:11万9959平方メートル

新しく開設されるFCは、ロボットが商品棚の下に入り棚を持ち上げFC内を移動する技術である「Amazon Robotics(AR)」や自動化機能を備えている。これらの技術により、効率性を高め、素早い注文の処理や商品のトラックへの積み込みにつなげる。

アマゾンジャパン FC事業統括本部長の島谷恒平氏は「今回の新しいFCの開設で、数千人規模の雇用機会が創出される。拡充により、販売事業者の方々にとってもAmazonのフルフィルメントサービスをより身近に利用できるようになり、距離と時間が担保される」とコメントしている。