カシオ計算機は10月5日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」のベゼル・バンド・電池を交換するレストアサービスを開始した。ユーザーから「思い出の詰まったG-SHOCKをまた使いたい」「傷んだところをキレイにしてまだまだ使いたい」という声が多いといい、保守対応が終わっているモデルの中でも特に要望が多いという8モデルを対象にレストアサービスを実施する。
今回のレストアサービスは、2021年8月3日に行われたカシオの2022年3月期第1四半期・決算発表会(オンライン)で明らかにされたもの。そのときは対象モデルなどは未定だったが、内容を含めて明らかになった。2022年1月18日までの期間限定となり、対象は以下の8モデル。料金は10,560円。申し込みは専用サイトから。
- DW-5000C
- WW-5100C
- DW-5200C
- WW-5300C
- DW-5600C
- DW-5800C
- DW-1983
- SWC-05
申し込みが多数の場合、2022年1月18日より前に終了となる可能性がある。また、樹脂色は黒で色埋めはグレー、ベゼル固定ネジの頭部は「+」のみ。電池交換後の防水検査は、日常生活用防水レベルとなる。
カシオは「G-SHOCKファンとのつながりを大切にしていきたい」としており、ユーザーが長く愛着をもって使えるような取り組みに着手。今回のレストアサービスもその一環だ。
レストア後は、専用パッケージに収めてユーザーに返却。このパッケージは、思い入れのあるG-SHOCKを飾れるスタンドにもなる。時計の台座となる部分には、G-SHOCK初代モデルの開発者、伊部菊雄氏のメッセージとサインを記載。カシオは「今後もユーザーの一人一人に寄り添ったサービスを展開し、G-SHOCKファンとの絆を強めていく」としている。