日本ユニシスグループのユニアデックスは9月28日、同社のクラウドセキュリティサービス「Uniadex CloudPas」の運用を一元化する「Uniadex CloudPas MSS」の提供を発表した。同サービスの提供により、同社は5年間で8億円の売り上げを目指す。

「Uniadex CloudPas」は、「認証基盤」「検知・防御」「利用状態の可視化」「ログ分析」の4つの機能を保有し、ガバナンスやリスクマネジメントに配慮したセキュアなクラウドサービスの利用環境の構築をサポートする。

「Uniadex CloudPas MSS」は、「Uniadex CloudPas」の各機能に対し、サポートデスク、設定代行から分析、ログ関連のレポートの運用を提供する。これらの運用の一元化によって、情報システム部門は負荷を軽減し、DX(デジタルトランスフォーメーション)などの新たな投資や本来業務に集中することが可能となる。

  • Uniadex CloudPas MSSの概要図

まずは、「サポートデスク」「オペレーション」「クラウド分析」サービスを提供し、「サーバー運用代行」や「ログ保管、分析、アラート、レポート」の提供も予定している。

今後は、運用サービスから得たユーザーのシステム活用情報から潜在的な課題を可視化し、システムの最適化に向けた改善策を継続的に提案していく予定だ。