東京商工リサーチは8月27日、全国153万6,402社を対象に実施した「2021年 企業のメインバンク」調査の結果を公開した。同調査は、同社の企業データベースから2013年~2021年の各年3月末のメインバンクを集計・分析したもの。商号変更や統合等は、2021年6月末を採用。メインバンクが複数の場合、最上位行をメインバンクとしたという。

全国153万6,402社のメインバンクは、三菱UFJ銀行が12万4,835社(全国シェア8.1%)で調査を開始以来、9年連続で首位を守った。これに、三井住友銀行(9万7,541社)、みずほ銀行(8万68社)が続いている。また、SBIホールディングスが資本・業務提携を進める8行のメイン社数は、合計2万6,824社に達し、地銀トップの北洋銀行を上回る。

信用金庫は京都中央信金(8,245社)が、信用組合は茨城県信組(2,994社)が大差でトップとなっている。

  • 銀行、信金、信組メインバンキング 資料:東京商工リサーチ