Microsoftは、正式サービス前のプロダクトを先行体験できる「Insider Preview」において、Windows 11のディスクイメージ(ISOファイル)の提供を開始した。提供が始まったバージョンはDev Channel Build 22000.132とBeta Channel Build 22000.132などで、すでに公式ページからダウンロードして利用できる。容量は約5.03GB。

  • Windows 11をクリーンインストールできるように

これまでWindows 11を体験するには、いったんプレビュー版Windows 10をインストールし、その後アップデートでWindows 11を適用する必要があったが、ISOファイルの提供によってクリーンインストールを行えるようになる。これにより、Microsoftは「Windows 11をインストールした新しいPCの電源を初めて入れた瞬間、Windows 11への期待感が高まっていくように設計された新しいOOBE(Out of Box Experience)を体験できるようになります」と述べている。

Insider Preview版をダウンロードするにはWindows Insider Programに登録し、ハードウェアがシステム要件を満たす必要がある。また、ディスクイメージを光学メディアで利用する場合、対応する光学ドライブでDVD-R DLを用いる必要がある点にも注意が必要だ。

  • 記事掲載時点で配布されているISOイメージのバージョン