ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、「プレイステーション 5(PS5)」の全世界累計実売台数が1,000万台を超えたことを発表した。PS5は歴代プレイステーションにおけるコンソール史上、最速のペースで普及、拡大を続けており、プレイステーション 4が記録した世界累計実売1,000万台達成の最速記録を塗り替えた。

また、SIEのソフトウェアタイトル開発をグローバルに統括するPlayStation Studios が開発したソフトウェアタイトルにおいても、新たなマイルストーンを達成したと発表した。

『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』(開発:Insomniac Games)は、世界累計実売本数が650万本を、『MLB The Show 21』(開発:San Diego Studio)は、フランチャイズ史上最高のセールスを記録し、すべてのプラットフォームにおける世界累計実売本数が200万本以上を達成するとともに、総プレイヤー数は400万人を超えた。

さらに、『Returnal』(開発:Housemarque)は、世界累計実売本数が56万本を超え、『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』(開発:Insomniac Games)は、世界累計実売本数が110万本を超えた。

SIE社長 兼 CEOのジム・ライアン氏は、「PS5をご愛用いただいているプレイステーションファンの皆様、そして素晴らしいゲーム体験をプレイステーションプラットフォーム向けに提供してくださっている世界中のパブリッシャーおよびデベロッパーの皆様に、心から感謝申し上げます。PS5は、歴代のコンソールを上回るペースで普及を続ける一方で、引き続き世界中で需要が供給を上回る状況が続いています。ゲーム業界だけではなく、あらゆる産業がグローバルな市場環境の影響を受けている中、SIEにとって在庫水準の改善は最優先事項であることを改めてお伝えいたします」とコメントしている。

今後もPlayStation Studiosからは、「ゴッド・オブ・ウォー」新作(開発:Santa Monica Studios)、『グランツーリスモ7』(開発:ポリフォニー・デジタル)、『Horizon Forbidden West』(開発:Guerrilla Games)をはじめとする、プレイステーション独占タイトルの充実したラインアップが控えている。

また、ソフトウェアメーカー各社からは、『バトルフィールド 2042』(ELECTRONIC ARTS)、『DEATHLOOP』(ベセスダ・ソフトワークス/ゼニマックス・アジア)、『ファークライ6』(Ubisoft)、『Kena: Bridge of Spirits』(EMBER LAB)などのタイトルの発売が予定される。