自分にあったエージェントを選ぼう
VALORANTでは、さまざまなアビリティやアルティメットを備えた「エージェント」を選択し、戦いに臨んでいく点が大きな特徴です。初期状態ではロックされているエージェントもいますが、課金しなくてもアンロック可能。継続的に遊んでいくとエージェントとの「契約」が進行し、ティア5まで進めると使用できる仕組みです。
そこでまず迷いそうなのは、ラウンド前にどのエージェントを選択するべきかという“キャラピック”。そんなときはキャラの説明文を見てみましょう。VALORANTのエージェントはみんな個性豊かですが、実はざっくりと「デュエリスト」「コントローラー」「イニシエーター」「センチネル」に大別することができます。
今回はこの分類から、特に初心者向きなデュエリスト、コントローラー、イニシエーターをご紹介。中でもアビリティのシンプルさに着目し、デュエリストからは「レイズ」、コントローラーからは「オーメン」、イニシエーターからは「ブリーチ」について解説します。
爆発物で戦うデュエリスト「レイズ」
デュエリストの中では、爆発物を投げ込むだけで戦っていけるレイズがオススメ。アビリティ構成は手投げ弾を投げつけてダメージを与えられる「ペイント弾」、小さな粘着爆弾を投げつける「ブラストパック」、自走して敵に突進する「ブームボット」で、アルティメットはロケットランチャーを射撃して範囲攻撃できる「ショーストッパー」です。
どのアビリティもかなりシンプルで、投げたり転がしたりするだけで使えるところがポイントです。アルティメットの「ショーストッパー」にも特別な操作は必要なく、敵の近くに撃ち込むだけでオッケー。少しでもダメージを与えておけば、たとえキルが取れなくてもアシストとしてスコアに残せます。
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投げ込んで使うだけのシンプルな「ペイント弾」。1回爆発したあと、もう1回小さい爆発が起こります
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自走していき、進路上に敵を発見すると突進していく「ブームボット」。その様子から、プレイヤー間では“ルンバ”と呼ばれることも
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アルティメットの「ショーストッパー」。直接当てなくても、至近弾でHPを削り切ることができます
なお、爆発物は味方に当てるとフレンドリーファイアになってしまうので、最初は遠くに投げつけることを意識するようにしましょう。
マップの遠くまでスモークを展開できるコントローラー「オーメン」
オーメンは、スモークを展開することで敵の有利なポジションを減らして戦況を有利にできるエージェント。アビリティ構成はスモークを展開する「ダークカヴァー」、視界を奪う「パラノイア」、視界内の短距離をテレポートする「シュラウドステップ」で、アルティメットは「フロム・ザ・シャドウズ」。マップ全域のどこにでもテレポートするというもので、急襲や偵察に役立ちます。
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グラフィックがカッコよく、しかも使いやすいので筆者も愛用しています
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スモークを展開できる「ダークカヴァー」。マップのかなり離れたところからでもスモークを出せる点が強み
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ブラインドオーブを投げつけ、大きく視界を奪う「パラノイア」。自分でキルを取るためのムーブに使えます
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視界内の短距離をテレポートする「シュラウドステップ」。敵の前を横切りたくないときに便利
スモークを展開する位置に迷ったときは、敵が出てきそうな場所を塞ぐように出しておけば大丈夫。できるだけ敵サイドに押し付けてスモークを出すことを心がけましょう。その他いくつか気をつけておく点として、視界を奪うパラノイアは味方にも当たってしまうこと、アルティメットは発動時に大きな音が出ることを覚えておけば、オーメンはほぼ使いこなしたも同然です。
アビリティを当てやすいイニシエーター「ブリーチ」
デュエリストの攻撃を支援するイニシエーターの中では、アビリティを当てやすい「ブリーチ」がオススメです。アビリティは壁越しにフラッシュを押し付ける「フラッシュポイント」、めまい状態を発生させて有利な状態に持ち込める「フォールトライン」、壁越しにダメージを与えられる「アフターショック」、アルティメットはフォールトラインをさらに大規模にしたような「ローリングサンダー」です。
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壁の向こうに攻撃を通せる「ブリーチ」がオススメ
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「フラッシュポイント」は、壁の向こうにいる敵に当てられるうえに、味方には当たりにくいのでオススメ
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「アフターショック」で壁の向こうにいる敵をあぶり出しましょう
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めまい状態に追い込む「フォールトライン」を押し付けることで、圧倒的に有利な状態でガンファイトに挑めます
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アルティメットは激しく敵を揺さぶる「ローリングサンダー」。スパイクの設置・解除の妨害にピッタリです
ここまでオススメのエージェントを紹介しましたが、自分が遊びたいエージェントを選択することが最も重要です。セージのグラフィックに惹かれたならセージを選択しても問題なく、プロが使いこなすヨルに惹かれてVALORANTを始めたなら、ヨルを選んでプレイしましょう。
続きまして、次のページでは武器購入について解説します。