ガーミンジャパンは7月26日、業界最小クラスのコンパクトドライブレコーダー「Garmin DASH CAM 47Z」と「Garmin DASH CAM Mini 2」を発表した。クラウドへの自動アップロード機能を備えており、最大30日間のデータがクラウドに保存できる。ともに8月20日より発売する。
Garmin DASH CAM 47Zは、前後方向の同時記録に対応するドライブレコーダー。フロントカメラとリアカメラのセットで、リアカメラとGarmin DASH CAM Mini 2は同じもの。価格はGarmin DASH CAM 47Zが27,280円、Garmin DASH CAM Mini 2が14,080円。
Garmin DASH CAM 47ZにGarmin DASH CAM Mini 2を増設することで、最大4台まで連携可能。記録メディアは、ともにMicroSDメモリーカード(最大128GB)を使用する。カメラ部の性能はほぼ共通で、画素数は200万画素、撮影解像度は1080p / 29fps。HDRに対応し、140度(対角)の画角を持つ。
Wi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンアプリ「Garmin Drive」と連携することで撮影した映像の転送が可能。新機能として、撮影映像のライブビューと、Garminクラウドへの自動アップロード機能「Garmin Vault」が追加された。クラウド上から映像の確認、編集、共有が可能で、保存期間は24時間までは無料。サブスクリプションサービスを契約すると、最大30日間まで保存しておける。
駐車監視機能は、別売りのコンスタントパワーケーブル、もしくはパーキングモードケーブルを使うことで対応。外部のWi-Fiに接続しておくことで、ビデオクリップ付きの通知を登録したアドレスに自動送信する新機能も搭載。内蔵のGセンサーは3段階の衝突感度を設定しており、感度に応じて映像保存の優位度を制御。事故映像は上書きされにくくなっている。撮影、キャプチャなどの基本操作は、音声での操作も可能。
フロントカメラは2インチのディスプレイを搭載し、走行支援機能として前方車両発進/速度取締機/前方衝突/車線逸脱を音声で知らせてくれる。GPSで取得できるのは、フロントカメラがデータ、時間、速度、位置、リアカメラがデータと時間のみとなる。本体サイズはフロントカメラがW56×D40×H21mm、重さは60g。リアカメラがW32×D50×H30mm、重さは33g。