シスコシステムズは7月20日、Web会議ツール「Webex」の利用者や開発者のためのユーザーコミュニティ「Webex Connect - Japan」の活動開始を発表した。

同社は、ユーザーコミュニティを立ち上げた経緯として、オンラインコミュニケーションツールの利用シーンが、簡単な社内や組織内の会議から一歩進み、社外とのコミュニケーション、ウェビナー、リモートによる採用活動、オンラインイベントへと拡大するとともに、一般消費者に向けたオンライン商談、オンラインによる顧客サービス、相談窓口など、いわばB2BからB2Cへ利用シーンが拡大してきていることを挙げている。

コミュニティでは、Webexを日常的な実務に利用している層には、業務の効率化、最適化のために、Webexの最新機能をどのようなシーンでどう利用できるかなど、「Webexをフル活用する」というメッセージで豊富な情報をいち早くコミュニティ内で提供する。

ビジネス拡大のために、Webexを利用する開発者層には、開発手法や技術情報など、技術面を中心に、マーケティングや営業の観点からも幅広く支援する。

また、定期的なミートアップの場も用意し、同じ課題を持つ企業の情報交換の場を設けるほか、WebexのAPI/SDKに関する相談に関しても、シスコのWebex専任エンジニアが対応し、一緒にベストソリューションを導き出すとしている。