パナソニックから髪ケア製品、大人気のナノケアドライヤー新型や頭皮エステマシン

パナソニックは7月16日、髪や頭皮をケアするビューティー製品を発表しました。大人気の高機能ヘアドライヤー新モデル「ナノケア EH-NA0G」、頭皮をケアする「頭皮エステ EH-HE0G」、そしてブラシ付きドライヤーながらナノイー機能を搭載した「くるくるドライヤーナノケア EH-KN0G」の3モデルです。いずれも9月1日発売予定で、価格はオープン。推定市場価格は、ナノケア EH-NA0Gが36,000円前後、頭皮エステ EH-HE0Gが22,000円前後、くるくるドライヤーナノケア EH-KN0Gは32,000円前後になります。

オンライン新製品発表会で紹介された新製品（3モデル）。左から、くるくるドライヤーナノケア EH-KN0G、ナノケア EH-NA0G、頭皮エステ EH-HE0G

引き上げて、もみ洗う、プロの手技を搭載した「頭皮エステ」

指のようなブラシがグニグニと動き、髪を洗うときにヘッドスパのような頭皮ケアができるのが「頭皮エステ」シリーズです。

頭皮エステシリーズの新モデルとなるEH-HE0G。本体サイズは密着もみ出しブラシ取り付け時で幅10.6×奥行11.7×高さ12.2cm、収納時で幅11.2×奥行12.8×高さ20.1cm。重さは密着もみ出しブラシ取り付け時で約365g

EH-HE0Gは2種類のアタッチメントを装備。新しい「ストレッチブラシ」は、縦2列にブラシが並んだ形が特徴的です。このブラシが左右に大きくスライドすることで、頭皮をストレッチさせます。しかも、左右に動く範囲は従来製品の約1.5倍も広いそうで、とくに側頭部を引き上げるような動きに向いています。

新形状のストレッチブラシは左右に大きくスライド。側頭部の引き上げケアに最適です

以前からの4本型ブラシ「密着もみ出しブラシ」も進化。4本のブラシ部が独立した動きで回転するようになり、頭皮をつかみ洗う動きがより気持ちよくなりました。

もみ出しブラシは、硬さの異なる3つの突起で構成されています。新モデルは従来製品よりもブラシの感覚が広くなり、ケアできる範囲が18％ほど広くなっています

パナソニックによると、頭皮エステでケアすることで、手洗いよりもしっかりと頭皮の汚れを落とせるとのこと。髪のボリュームダウンの原因となる毛穴汚れを除去することで、髪のハリやコシもアップするとしています。

高浸透ナノイーで髪のうるおいがアップする、くるくるドライヤー

くるくるドライヤーナノケアシリーズの新モデル「EH-KN0G」は、ナノイーの水分発生量が従来製品の18倍という「高浸透ナノイー」に進化しました。これにより、水分が髪の内側まで浸透しやすくなり、髪のうるおいは従来製品の約1.9倍にもなるといいます。

本体サイズは最大径6.9×長さ35.8cm、重量約385g（いずれもワイドブローブラシ取り付け時）。くるくるドライヤーは豊富なアタッチメントが特徴で、本製品にもクセを伸ばすサロンブローブラシ、ボリュームアップブラシ、ワイドブローブラシ、太ロールブラシ、ノズルが付属します

今後は男性ニーズにも応えるブランドに

今回の新製品発表会では、ナノケアやくるくるドライヤーのデモンストレーションを新色「ディープネイビー」で行ったのが印象的でした。パナソニックの美容製品ブランド「パナソニックビューティー」といえば、数年前まではビビッドなピンクカラーを押し出すことが多かったのです。

パナソニックのコンシューマーマーケティングジャパン本部商品センターマーケティングマネージャーの神本暁氏は、今回の新製品発表について「髪のケアに関して、とくにナノケアシリーズは男性からも高い支持を得ています」とコメント。さらに女性ターゲットに対しても「（今までは）女性にはかわいらしいピンクと押し付けるところがありました」とし、今後は性別や年代に関係なく多様なニーズに応えていきたいとしました。