シャープは、ノズルレス形状が特徴のドライヤー「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX2」を、2021年5月27日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は36,000円前後。カラーはピンク系/ホワイト系の2種。

  • プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX2

美容師が2台のドライヤーを使って髪を乾かすテクニックを参考に、2つの吹き出し口から髪の広範囲に風を届ける速乾方式を採用したドライヤー。使いやすいノズルレス形状は従来機(IB-WX1)を踏襲しつつ、風路の開口率を高めることで送風面積を広げ、髪の乾燥時間を約10%短縮した(従来機比)。

  • 設計を見直したことで、髪の乾燥にかかる時間を従来機比約10%短縮

    設計を見直したことで、髪の乾燥にかかる時間を従来機比約10%短縮

吹き出し口から髪までの距離を測定し、髪表面の温度が55℃以下となるよう送風温度を自動コントロールする「センシングドライモード」を搭載。シャープによる試験では、このモードを使うことで、カラーリングの退色を約40%抑えたという。

シャープの独自技術「プラズマクラスター」を搭載。これにより静電気の抑制、ブラッシングダメージからのキューティクル保護、カラーリングした髪の退色や枝毛・切れ毛の抑制、髪のうるおい保持などが行えるため、サラリとまとまりのある髪に仕上がるとしている。

ドライヤー本体とBluetooth通信する美髪アプリ「ボーテアップ」に、MODEボタンの切替操作をカスタマイズできる機能を追加。「MODEボタンのカスタマイズ設定」として、「センシングドライモード」や「地肌ドライモード」など5つのドライモードから好みのモードだけに絞ったり、切替順序を入れ替えたりできる。アプリでオリジナルのドライモードを作成し、本体の「APPモード」に登録することも可能だ。

本体サイズは高さ233×幅88×奥行132mm、重さは約590g。風量は約1.2m3/分(ターボ運転時)。電源コード長は約1.7m。セット用ノズル、ユニット清掃ブラシ、取扱説明書が付属する。