ファーウェイ・ジャパンは7月13日、スマートウォッチ新モデル「HUAWEI WATCH 3」を発表した。価格はクラシックモデル(ブラウン)が54,780円、アクティブモデル(ブラック)が50,380円。直販サイトや量販店、ECサイトなどで、2021年8月以降に発売予定。

  • HUAWEI WATCH 3。ラインナップはクラシックモデル(ブラウン)とアクティブモデル(ブラック)の2種類

HUAWEI WATCH 3は、1.43インチの丸形AMOLEDディスプレイを搭載したスマートウォッチ。100種類以上のワークアウトモードを内蔵し、自分が行うアクティビティを記録できる。バッテリー駆動時間は最大14日間で、スマートフォンとほぼ常時接続した場合の「スマートモード」では最大3日間。

「HUAWEI WATCH」シリーズは従来から展開されているが、HUAWEI WATCH 3の特徴として新たに、手首の体表温度を測定する「体表温度測定機能」や転倒検知、ジャイロやマイクなど複数のセンサーを組み合わせ20秒以上手を洗っていることを検知する「手洗い検出機能」などの健康管理機能が搭載された。手洗い検出機能はリリース後のアップデート対応が予定されている。

また、本体から直接アプリをダウンロードすることが可能となったほか、アプリを表示する際、より見やすくするため、アプリを縦横に並べるグリッド表示に改善。このほか、従来から心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、24時間の血中酸素レベル測定などの機能も引き継いでいる。

  • 体表温度測定機能(左)と手洗い検出機能(右)を新搭載した

本体はタッチスクリーンで指によるタッチ操作に加え、側面のクラウンを回転させると、ディスプレイ機能や音量設定などのスクロールが可能。本体サイズはW46.2×D12.15×H46.2mm、重さは約54g。5ATM防水に対応する。メモリは2GB、ストレージは16GB。対応OSはAndroid 6.0以降、iOS 9.0以降。

通信規格はBluetooth 5.2、Wi-Fi 2.4GHz帯をサポートする。マイクやスピーカーも備え、Bluetooth経由の通話も可能。グローバル版ではeSIMに対応するが、日本版ではリリース時点でeSIMは非対応。今後、キャリアなどとの連携によりeSIM対応も検討するという。

  • 装着イメージ