2021年7月現在、Apple Musicで再生できる曲数は7,500万曲。その数カ月前は7,000万曲、半年前は6,000万曲が公称値だったことをあわせると、かなりのスピードで曲数が増えていることがわかります。しかもその大半はいまやロスレス配信、質的にも向上しました。
そのApple Musicの曲は、友人・知人と「共有」することが可能です。Apple Musicメンバーであれば再生時間制限なしに、メンバー以外でもWEBブラウザさえあれば90秒間試し聴きしてもらえます。自分が好きな曲を聴いてほしい、話題の曲を仲間同士で楽しみたいといった場合には、ミュージックアプリで再生中の曲の画面から「曲を共有...」を実行すればOKです。
共有といっても、曲のURL(https://music.apple.com/〜)をメールやSNSで送信するだけのこと。受信した側でURLにアクセスすると、ミュージックアプリ/Apple Musicが導入済のiPhoneやiPad、Macであればミュージックアプリが起動し、すぐに再生が始まります。
Apple Musicの契約どころかミュージックアプリすらない環境でも、最近のWEBブラウザが動作しインターネットに接続できる状態であれば、プレビュー再生が可能です。再生開始位置は指定できないものの、約90秒試聴できるので、曲のエッセンスを理解する程度には役立ちます。
なお、Apple MusicはWEBブラウザでもアプリと同等の機能を利用できます。再生時間に制限はあるものの、未契約者でもアーティスト名や曲名で検索したり試聴したり自由に試せるので、単なる曲の共有ではなくApple Musicとの体験を共有するための入り口にもなっています。Appleのサービス設計の巧みさを感じさせますね。