Cooler Masterは6月14日、ミドルタワー型ATXケース 「MASTERBOX MB600L V2」を発表した。6月18日から発売する。店頭予想価格は7,980円前後。

  • ミドルタワー型ATXケース 「MASTERBOX MB600L V2」

フロントパネル全体にヘアライン加工を施したミドルタワーケース。フロントには「Cooler Master」のヘキサゴンロゴを刻み、内側に搭載したLED付き冷却ファンの光を透過させられる。通気性能を確保するため、フロントパネル両サイドにはメッシュ状の給気口を設けた。

最近のPCケースでは数が減ってきた外部5.25インチベイ×1基を装備。そのほかにも内部2.5インチ・3.5インチベイ×2基と内部2.5インチベイ×2基を持つ。HDDケージを取り外せば奥行のある電源ユニットを内蔵できるなど、機器選択の柔軟性が高い。電源ユニットは、ファンを上下どちらの向きにしても取り付けられるよう、上部にも通気口を設けている。

搭載可能ファン数は、上面に120mm(140mm)×2基、前面に120mm×3基(140mm×2基)、背面に120mm×1基。標準で背面に120mm×1基を搭載する。水冷ラジエターは、上面に最大240mm、前面に最大360mm、背面に最大120mmのものを装着可能。前面・上面・底面にはダストフィルタを備え、裏配線スペースも18.5mm確保している。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが400mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大161mmまで、搭載電源の奥行きが最大180mmまで。外部インタフェースはUSB 3.2 Type-A Gen1×2基、オーディオ+マイク。本体サイズはW204×D460.5×H455.3mm。対応フォームファクタは、ATX、マイクロATX、Mini-ITX。