サイトロンジャパンは、天体写真撮影用のアストロカメラレンズ「Askar New ACL200」の取り扱いを発表した。5月21日から発売を予定しており、価格はオープンプライス。実売価格は93,500円前後を見込む。

  • サイトロンの「Askar New ACL200」。Jiaxing Ruixing Optical Instrumentが製造を担当した

2枚のEDレンズを含む3群6枚構成の光学設計を採用し、天体望遠鏡のようにシャープな星を撮影できるという天体写真撮影用のアストロカメラレンズ。大まかにフォーカスを調整する粗動フォーカサーに加え、繊細なピント合わせをサポートする微動フォーカサーを搭載。両方に固定ネジを備え、不用意なピントずれを防ぐことができる。

焦点距離は200mmで、絞りはF4～F22の範囲で調整可能。バックフォーカスは55mm、カメラの取付はM48で、フルサイズセンサーを搭載したカメラにも対応する。この他、構図をかんたんに調整できるレンズ回転装置や、ガイド鏡を装着できるハンドルバーを備え、レンズ後端には2インチのフィルターを使用できるフィルターアダプターを搭載する。

  • マウント側はM48。可変絞りリングを備える

三脚座にはアリガタプレートを採用した他、一般的な三脚に取り付けられるU1/4ネジ穴とU3/8ネジ穴を備える。サイズは100×195mm（最大径×全長）で、重さは約2kg。