サイトロンは1月15日、収差を極限まで抑えたLAOWAの超広角レンズ「Zero-D」シリーズから、フルサイズ向けの「LAOWA 14mm F4.0 FF RL Zero-D」とマイクロフォーサーズ向けの「LAOWA 10mm F2.0 Zero-D MFT」を取り扱うと発表した。いずれも1月29日発売予定で、価格は前者が96,000円(税込)、後者が59,800円(税込)。

LAOWA 14mm F4.0 FF RL Zero-D

  • LAOWA、収差を抑えた超広角レンズ「Zero-D」シリーズからミラーレス向け2製品

    LAOWA 14mm F4.0 FF RL Zero-D

LAOWA 14mm F4.0 FF RL Zero-Dは、ライカM・ソニーE・ニコンZ・キヤノンRFマウント向けの超広角レンズ。非球面レンズと特殊低分散レンズの採用で歪曲収差を低減し、色収差も最小限に抑制。超広角ながら52mm径のフィルターを装着できるコンパクトサイズを実現しており、フィルターワークを生かした美しい写真を撮影できるとしている。

  • 電子接点は備えない

  • 手のひらサイズのコンパクトさを実現

フォーカシングはマニュアル仕様。レンズ構成は非球面レンズ2枚と特殊低分散(ED)レンズ3枚を含む9群13枚で、絞り羽根は5枚、絞りはF4~F22。最短撮影距離は27cm、最大撮影倍率は0.07倍。フィルター径は52mm、サイズは58×59mm(最大径×全長)で、重さは約228g(マウントにより異なる)。

LAOWA 10mm F2.0 Zero-D MFT

  • LAOWA 10mm F2.0 Zero-D MFT

LAOWA 10mm F2.0 Zero-D MFTは、マイクロフォーサーズ向けの超広角レンズ。電子接点を備えてexifの記録に対応し、自動絞り機能も使用できる。開放絞りがF2と明るく、最短撮影距離12cmと近距離での撮影が可能。35mmフルサイズ判換算で20mmの超広角ながら、非球面レンズと特殊低分散レンズの採用で、画面の隅々まで歪みの少ない写真を撮影できるとしている。

  • 電子接点を搭載。自動絞りにも対応

フォーカシングはマニュアル仕様。レンズ構成は非球面レンズ2枚と特殊低分散レンズ3枚を含む7群11枚で、絞り羽根は5枚、絞りはF2~F22。最短撮影距離は12cmで、最大撮影倍率は0.15倍。フィルター径は46mm、サイズは53×41mmで、重さは約125g。

2製品ともに、初回購入特典として購入者全員にもれなく「LAOWAオリジナルレザーポーチ」をプレゼントする。お知らせページに公開されているPDFをダウンロードし、必要事項を記入。購入時のレシートか領収書のコピーを添えて、サイトロンまで送付する必要がある。締切は2月28日まで。

  • オリジナルレザーポーチを応募者全員にもれなくプレゼントする