ソニーは、ノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」に、限定カラーSilent White(サイレントホワイト)を追加し、5月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は49,500円前後を見込む。
業界最高クラスを謳うノイズキャンセリング(NC)機能を搭載したワイヤレスヘッドホンに、「研ぎ澄まされた静寂」をコンセプトに掲げた限定カラーモデルを追加。
キービジュアルには、通常版「WH-1000XM4」の発売時にもコラボレーションしたアーティストのLiSAを再び起用。赤一色の世界で、WH-1000XM4 Silent Whiteを装着したLiSAに、「何色にも染まらない。」というメッセージを添え、限定カラーモデルのコンセプトを表現した。
特設サイト内でMy Sony IDを取得し、サインインした人に「LiSA×WH-1000XM4 Silent White」新ビジュアルの限定壁紙(PC用・スマートフォン用)をプレゼントする。
プレミアムな純白のWH-1000XM4
WH-1000XM4(2020年9月発売)は、ソニーのフラグシップ「1000X」シリーズの第4世代モデル。人気ヘッドホン「WH-1000XM3」のデザインを継承しつつ、NC性能や音質を高めており、ヘッドホンを外さず会話ができる「スピーク・トゥ・チャット」などのスマート機能を新たに追加。独自の音質補正機能「DSEE Extreme」により、圧縮音源がハイレゾ相当で楽しめるほか、独自の立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio」の認定モデルにもなっている。
通常版のソニーストアでの直販価格は44,000円。性能を突き詰めた高価格帯のワイヤレスヘッドホンということもあり、音質やNC性能などを含めた総合満足度は高く、ソニーのアンケートでは購入者の9割以上が「満足」と回答したという。
限定カラーのSilent White(型番:WH-1000XM4 WM)では、通常モデルよりも塗装レイヤーを増やし、パールを配合することで繊細なテクスチャー感や奥行きを表現。プレミアムな”純白”に仕上げた。手触りのよさにこだわったトップコートを施すことで上質な質感を実現し、防汚性にも配慮したという。
カラーリング以外の音質やNC性能、ソフトウェアなど、ヘッドホンとしての基本仕様は既存の通常モデルと共通。
専用設計の40mmHDドライバーユニットを搭載し、高音質ノイズキャンセリングプロセッサー「QN1」に内蔵しているDAC・アンプにより、ワイヤレスでも高品質な音を表現できるという。対応コーデックはSBC、AAC、LDAC。スマホやPCなど2台の機器と同時に接続し、シームレスに切り替えて使えるマルチポイント接続にも対応する。
キャリングケースやヘッドホンケーブル(長さ約1.2m)、充電用USB Type-Cケーブル(長さ約20cm)、航空機用プラグアダプターといった、ヘッドホン本体以外の付属品もすべて限定のホワイトカラーで統一。
パッケージにも「LIMITED EDITION」と大きく表記し、本体同様にインパクトのあるデザインに仕上げた。
連続再生時間はNCオンで最大30時間、NCオフで最大38時間(DSEE Extreme・イコラオザーオフ、AAC接続時)。クイック充電にも対応し、10分充電で約5時間再生できる。充電時間は3時間。ヘッドホンケーブルによる有線接続にも対応する。重さは254g。