ユピテルは4月2日、スマートフォンと連動可能な前後2カメラドライブレコーダー「SN-TW90di(指定店専用モデル)」と「Y-400di(カー用品量販店モデル)」を発表した。後方からのあおり運転をを検知すると、警告を発するとともにスマートフォンに映像を自動保存する。2機種は販路が異なるが性能と仕様は共通。価格はオープン。4月上旬より発売する。

  • あおり運転を自動検知・記録する2カメラドライブレコーダーをユピテルが発表した

フロントカメラとリアカメラ構成のドライブレコーダー。ディスプレイを搭載せず、スマートフォンと連携して使用する。専用アプリを使うことでカメラの映像を表示でき、後方からの異常接近を検知するとスマートフォンに映像を自動保存する。後方からのあおり運転を警告する機能も搭載する。そのほかの安全運転サポート機能は、前方車発進警告、車線逸脱警告、前方車接近警告など。

フロント/リアともにカメラ性能は共通で、記録解像度は1,920×1,080ピクセル、画角は対角158度、F値は2.0。STARVIS(200万画素カラーCMOS)センサーを搭載し、SUPER NIGHT撮影では明るさを調整することなく夜間や暗いシーンでも明るく撮影できる。黒つぶれや白とびを効果的に抑えるHDRにも対応。

  • スリムな構造のフロントカメラ

  • 液晶パネルは搭載しない

  • リアカメラはコンパクトな設計

リアカメラにも専用画像処理エンジンを搭載し、劣化のないクリアな映像を記録する。録画モードは常時録画 / イベント記録(Gセンサー記録、ワンタッチ記録)、後方異常接近記録。駐車記録(タイムラプス)にも対応するが、オプションの電圧監視機能付電源ユニット「OP-VMU01」が必要になる。

記録メディアにはmicroSDメモリーカード(最大64GB)を使用し、32GBのメディアが付属。独自システムにより、メディアの定期フォーマットが不要となっている。本体サイズは、フロントカメラが幅104mm、直径35mm、重さは約91g、リアカメラが幅57mm、直径30mm、重さは約28g。